#どこ行くアメリカ The Choice 2020

8月17日 放送

米民主党大会で大統領候補に指名、バイデン氏とは

投票日まで80日を切ったアメリカ大統領選挙。政権奪還を狙う民主党が17日からの党大会で候補に指名するバイデン前・副大統領はどんな人物なのか、そのルーツに迫りました。

「我々の11月の選択が、アメリカの未来を決めることになるのです」(民主党 バイデン前副大統領)

「穏健派」で「多様性」を重視してきたバイデン氏。副大統領候補には史上初めて黒人女性を選びましたが、トランプ陣営はすぐさま、攻撃を開始しました。

「のろまのジョーと、いんちきカマラ。アメリカにはふさわしくない」(トランプ氏 Twitterより)

「“居眠りジョー”と、“のろまのジョー”。どちらがふさわしいだろう?1つだけ言える。プーチンも、金正恩も、中国の習主席も、“居眠り”はしない」(トランプ大統領 14日)

非難のボルテージを上げる一方のトランプ陣営に立ち向かう民主党の重鎮にはどんな素顔があるのでしょうか。

バイデン氏の地元・東部デラウェア州で長年支持してきたウィリスさん。新型コロナの影響で史上初めてオンライン開催となった17日からの党大会に参加する代議員の1人でもあります。

「バイデン氏のために、党大会の代議員になることを決めて、取り組んできました」(バイデン氏を長年支持 ウィリスさん)

決して裕福ではなかったものの郡の議員を経て29歳の若さで連邦上院議員に選出されたバイデン氏。副大統領まで務め、40年以上の政治キャリアを重ねるその原点は「デラウェアの所得の低い地域」だと指摘します。

「彼は謙虚です。自分がどういう境遇で育ったかを忘れません」(バイデン氏を長年支持 ウィリスさん)

当選直後には交通事故で妻と1歳の娘を亡くす悲劇にあいましたが、生き残った2人の息子のために毎日自宅とワシントンの議会とを往復4時間かけて通勤。その駅の名は、「バイデン」に変わるほど地元に愛されている前・副大統領は、CBSテレビの最新調査で大統領を決める「選挙人」の獲得予想では大きく先行しています。ところが、「勝つのはトランプ氏」と考える人も多数いるのです。

「民主党が政権を獲得すれば、暴徒化した人々が攻撃し、誰も安全ではなくなる。誰も抑えられない。バイデン前副大統領は、急進左派の操り人形だ」(トランプ大統領)

「我々はトランプ大統領と、ペンス副大統領が、4年間の不始末で国内外に作った混乱を修正する仕事に取りかかる」(民主党 バイデン前副大統領)

穏健派のベテランは、“打倒トランプ”を果たせるのでしょうか。