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10月5日
トランプ大統領、突然姿見せ支持者に回復をアピール

新型コロナウイルスで入院中のアメリカのトランプ大統領について、主治医らは早ければ現地の明日5日にも退院できるとの見通しを明らかにしました。こうしたなか、トランプ氏が突然、入院先の外に車で姿を見せ、批判も起きています。ワシントン近郊からの報告です。

トランプ氏が入院する医療施設の前では午後10時半現在も、まだ多くの支持者が集まっています。そのトランプ氏ですが、夕方、この場に突然、姿を現しました。

車内ではマスク姿で親指を立て、支持者らの声援に応じたトランプ氏。その後、再び医療施設の中に戻りました。トランプ氏の主治医らはこれに先立って、早ければ現地時間5日にも退院できるとの見通しを明らかにしたのですが、それを額面通りに受け取る人は少ないのが実状です。トランプ氏が症状が重い患者向けのステロイド薬の投与を受けたことも明らかになり、実際の体調への疑念は深まるばかりです。

Q.そうしたなかでトランプ氏が突然、姿を見せた狙いはどこにあるのでしょうか?

最大の狙いは、自らの健康不安を払拭し、健在をアピールすることでした。集まっていた支持者らは、思わぬサプライズに大喜びとなりました。

「トランプ大統領は本当に元気そうだった」(トランプ氏支持者)

さらに、この突然の行動は支持率の低下も大きな要因と考えられます。トランプ氏は「史上最悪」と酷評されたテレビ討論会後の調査では、支持率で民主党のバイデン候補に14ポイント負けています。討論会前の調査に比べて8ポイントも差が広がっていて、トランプ氏の焦りが今回の行動に繋がったともいえそうです。

ただ、ニューヨーク・タイムズは今回の行動について医師の話として、「政治ショーのために車内に同乗したシークレットサービスの命を危険にさらした」と厳しく批判。CNNテレビも、「スタッフを危険にさらし、感染力が高く、致命的な病気の深刻さをいまだに理解していない」と非難しています。

大統領選挙まで1か月を切り、なりふり構わぬ姿勢に拍車がかかっていますが、トランプ氏の新型コロナウイルスへの甘い対応が、ここに来て自らに重くのしかかっています。


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