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9月9日
「ワクチンは安全最優先」 欧米製薬9社声明、政治をけん制

新型コロナウイルスのワクチン開発を進める欧米の製薬会社9社は、「安全を最優先する」との共同声明を発表しました。政治的な思惑をけん制する狙いがあるとみられます。

8日、共同声明を出したのは、アメリカの「ファイザー」や、イギリスの「アストラゼネカ」など、新型コロナのワクチン開発を進めている製薬会社9社です。「ワクチン接種を受ける人々の安全を常に最優先する」とし、「臨床試験の最終段階で安全性と有効性を証明してからのみ、政府の規制当局に承認または緊急使用許可を申請する」と申し合わせました。

アメリカでは11月の大統領選挙を前に、トランプ大統領が、ワクチン完成へ向け圧力をかけるような言動を繰り返していて、製薬会社が結束して政治的な思惑をけん制した形です。

「我々は記録的な速さでワクチンを開発している。年末までに、おそらくそれよりも早くとても近いうちに我々はワクチンを手にするだろう」(アメリカ トランプ大統領)

こうしたなか、トランプ氏は8日にもワクチンの早期の完成を改めて強調し、支持者へのアピールに余念がありません。

一方で、アメリカの「ファイザー」とドイツ「ビオンテック」が共同で開発を進めているワクチンは、JNNの取材でアメリカ大統領選前の来月中旬にも承認申請が可能との見通しであることがわかりました。順調に進めば、ロシアを除き正当なプロセスを経たワクチンとしては世界初の承認となる可能性があります。


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