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9月2日
「重症患者は抗体が作られにくい」研究グループが研究結果を発表

東京大学などの研究グループは、新型コロナウイルスに感染し重症化した患者は、中等症の患者に比べ抗体が作られにくいとする研究結果を発表しました。

東京大学や慶応大学、大阪大学など児玉龍彦名誉教授らの研究グループは、新型コロナウイルス患者の抗体1万5000件以上を精密測定し、一部は150日間、観察しました。

その結果、軽症から中等症にかけて抗体が作られる量が増えたものの、人工呼吸器や人工心肺装置=ECMO(エクモ)を使うレベルまで重症化すると、抗体の量が少なくなったということです。研究グループは、重症の場合、免疫システムの暴走である「サイトカインストーム」などにより、免疫反応が抑制された結果ではないかとしています。また、一部の抗原に対する抗体が、およそ150日にわたり出ていることもわかり、有効なワクチン開発の道筋が見えたことになります。

一方で、抗体がどの程度の量や持続性があれば感染しないかについては、まだわかっておらず、児玉名誉教授は今後も研究を続けていくとしています。


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