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7月21日
新型コロナ“ワクチン”治験、 英グループ「強い免疫反応確認」

イギリスのオックスフォード大学と製薬大手「アストラゼネカ」が共同開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、初期の臨床試験で強い免疫反応が確認されたことが公表されました。早くも獲得競争が始まっています。

これは医学誌「ランセット」に掲載されたもので、イギリスで行われた治験には、1000人あまりが参加。参加者のうち、開発中の新型コロナワクチンを投与したグループでは、新型コロナウイルスの「抗体」と、ウイルスに感染した細胞を攻撃する「T細胞」による強い免疫反応が確認されたということです。

「ワクチンは年内にイギリスの高リスクグループの人々に使用できると思いますが、すぐに国民全員が対象になるわけではありません」(オックスフォード大学ジェンナー研究所 サンディ・ダグラス氏)

オックスフォード大学の研究者らは、すぐにワクチンが一般に普及するわけではないとしていますが、既にイギリス政府が1億回分、アメリカ政府が3億回分を確保するなど獲得競争が始まっていて、日本政府も協議に入っています。

「目標は、できるだけ早く日本政府に1億回分を提供することです」(アストラゼネカ社 パスカル・ソリオCEO)

一方、イギリスのジョンソン首相は、まだ確実にワクチンが得られるかどうかは不確定だと強調しました。

「もちろん期待しています。でも今年、あるいは来年に100%ワクチンを得られるというのは言い過ぎになるでしょう。まだその段階ではありません」(イギリス ジョンソン首相)

こうした中、アメリカの製薬大手ファイザーも20日、ドイツのビオンテックと共同開発している新型コロナウイルスのワクチンについて、「T細胞」の免疫反応を確認したと発表しました。


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