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6月27日
WHO専門家「アストラゼネカのワクチンが最有力候補」

WHO=世界保健機関の専門家は、イギリスの製薬会社「アストラゼネカ」が開発する新型コロナウイルスのワクチンが現時点で最有力候補だとの見方を示しました。

WHOの主任科学者、ソミヤ・スワミナサン氏は26日、アストラゼネカが開発中のワクチンについて「開発がどれだけ進んでいるか、どの段階にあるかという点で、最有力候補だろう」と述べました。

ワクチン候補は100以上あるとされますが、「アストラゼネカ」は開発の大きな山場とされる大規模な集団を対象にしたフェーズ3の臨床試験を、複数の国ですでに予定しているとされ、日本政府とも供給について具体的な協議に入っています。

スワミナサン氏はまた、アストラゼネカに次ぐ存在として、アメリカのバイオ医薬品大手「モデルナ」の名前を挙げ、「7月中旬から第3段階の臨床試験に入ることから、大きく遅れはとっていない」と述べています。

一方で、WHOはワクチンが開発された場合でも発展途上国に行き渡らない可能性があるとして、来年末までに20億本を確保し、うち10億本は途上国を中心に割り振る方針を示しました。その上で、ワクチンや治療薬の開発、確保には今後1年間で313億ドル、日本円でおよそ3兆3500億円が必要になるとして、各国に協力を呼びかけています。


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