新型コロナウイルス情報 #TBS生活防災

#TBS生活防災note ※「関連リンク」は外部サイトに移動
5月31日
コロナ禍の災害避難を考える

新型コロナウイルスの感染リスクを抱えたまま災害の危険が迫ったとき、私たちはどこに避難したら良いのでしょうか。

東京都日野市にやって来ました。こちらの施設は災害時に付近の住民の方が逃げ込む避難場所となっています。しかし、新型コロナウイルス感染リスクが消えない状況の中で、災害時にこの避難場所に避難すべきなのでしょうか。

Q.災害時どこに避難する?

「学校?」(女性)

「学校」(女の子)

「近くの小学校」(女性)

「避難所」(女性)

「避難所に行くことだけが避難ではありません」(日本災害情報学会「避難に関する提言」より)

5月、日本災害情報学会が、「避難に関する提言」を公表しました。

「まず、災害の時に全ての人が避難所に行かなければいけないのか」(日本災害情報学会会長・片田敏孝 東京大学特任教授)

「自宅が浸水する可能性がない場所」

「土砂災害の危険がない場所」

「マンションの上層階の場合には、在宅避難=その場にとどまることも重要」(日本災害情報学会「避難に関する提言」より)

「例えば水害に対して、我が家はとどまることができる場所なのか、よく事前にハザードマップなどで検討しておいていただきたい」(片田敏孝 東京大学特任教授)

Q.自宅は災害が起きても安全?

「川が近いので水害時には心配」(女性)

「家にとどまることができない場合、家を出るという避難。これはちゅうちょなくやっていただきたい」(片田敏孝 東京大学特任教授)

「『分散避難』も選択肢です」(日本災害情報学会「避難に関する提言」より)

提言は、避難所や自宅以外の避難先として、安全な場所にある親戚や知り合いの家、ホテルなどを挙げています。

「避難所に行かなくても良い、自宅外の避難の方法はないか」(片田敏孝 東京大学特任教授)

Q.今災害が起きたら?

「避難所に行くのは怖い」(女性)

「家にいることを選ぶかもしれない」(女性)

「考えたことがないので、『避難する』って・・・」(女性)

学会が今回の提言を行った背景には、新型コロナウイルスの蔓延が人々の避難行動などにマイナスの影響を与えるのではないかとの強い危機感があります。

「一番恐れていることは、コロナウイルスを恐れて本来避難をしなければいけない人が避難そのものをしない」(片田敏孝 東京大学特任教授)

提言には、避難所への避難について、「命を守る最終手段として、ちゅうちょなく選択してください」とも書かれています。「避難」とは、文字通り「難」を「避ける」行動のこと。いざという時にどこへ避難するか。災害の危険が差し迫らないうちに、複数の避難先を検討してみてください。


Copyright© Tokyo Broadcasting System Television, Inc./ Japan News Network