5月15日
コロナで延期の司法試験、8月に実施へ
コロナで延期の司法試験、8月に実施へ
新型コロナウイルスの蔓延で実施を延期していた「司法試験」と「予備試験」について、法務省は8月に実施すると明らかにしました。
新型コロナウイルスが蔓延していることから、法務省の「司法試験委員会」は、5月に行う予定だった「司法試験」と、5月に始まる予定だった司法試験の「予備試験」も実施を延期しています。
法務省は、ウイルスの感染拡大が一定程度収まったと判断し、司法試験は8月12日から行うことを明らかにしました。また、予備試験の短答式試験は8月16日に実施し、その後の論文試験と口述試験の日程は10月ごろに公表するということです。
今年の出願者数は司法試験が4226人、予備試験は1万5318人で、試験日程などの詳細は法務省のホームページで公表しますが、法務省の担当者は「今後の感染状況によっては再延期もあり得る」としています。
司法試験の延期は現在の司法試験制度が始まった2006年以来、初めてのことです。