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4月23日
新型コロナ感染の英ジョンソン首相を担当した看護師語る

イギリスのジョンソン首相が新型コロナウイルス感染症で集中治療室に入っていた際に担当した看護師が、当時の様子や医療現場の状況を語りました。

ジョンソン首相は今月上旬、新型コロナウイルス感染症が悪化し、ロンドンの病院のICU(集中治療室)に入りました。退院後、ジョンソン氏は国民へのビデオメッセージの中で、ある看護師の名前を挙げて感謝しました。

「(特に)ニュージーランド出身のジェニーに感謝します」(イギリス ジョンソン首相)

「突然だったので、本当にびっくりしました。首相がそんなこと言うなんて」(看護師 ジェニー・マッギーさん)

マッギーさんは、ICUでジョンソン首相の看護を担当しました。特に重圧は感じなかったといいますが、ジョンソン首相はその地位ゆえに、優先的にICUに入れたのではないかとの憶測については明確に否定しました。

「誰をICUに入れるのかは、患者が感じる恐怖もありますし、慎重に判断されます。ジョンソン氏はICUにいる必要が絶対にありました」(看護師 ジェニー・マッギーさん)

マッギーさんは、現在のICUの状況について次のように語りました。

「ICUに来る患者さんたちは合併症を起こしています。肺だけでなく、体のあちこちに影響するので、とても容体の悪い方々が入ってきます。我々もいっぱいいっぱいですが、可能なかぎりの命を救おうとベストを尽くしています。長時間勤務になるので、体力的にも感情的にも疲弊します。同じ家族から複数の方が亡くなることもあります。感染した看護師や医師、バスの運転手といった、自分と同じような仕事の人をみることもあり、怖くなります。今は、お見舞いの人は安全上の理由から受け付けていないので、そばに近しい人がいないまま亡くなる方がいます。ご家族の代わりに私たちが手を握るしかないんです。胸が潰れます」(看護師 ジェニー・マッギーさん)


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