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4月22日
「休みたいと言えない」妊娠中の看護師は…

新型コロナウイルスの医療関係者への感染が相次ぐなか、妊娠中の看護師らから「休みたいと言えない」「休職を認めてもらえない」といった切実な訴えが相次いでいます。

「せっかく不妊治療して、ようやくできた子どもなので。とにかく、今おなかの中にある小さな命を守りたい、それだけです」(北海道の病院に勤務する 妊娠中の看護師)

北海道の病院に勤める看護師の女性(20代)は妊娠4か月。病院では、新型コロナウイルスの感染者を受け入れています。自分も感染するリスクを考えると、できれば休みたいと思っていますが、人手不足が続き、休めない状況が続いていると訴えます。

「皆、怖い思いをしながら仕事をしているので、妊婦だから休みたいと強くは言えなかったです」(北海道の病院に勤務する 妊娠中の看護師)

埼玉県の病院で働く看護師のアヤさん(仮名・30)は妊娠3か月。家に小さな子どもがいることなどから、同じように、感染のリスクを考え職場に休職を申請しました。しかし…

「『会社の規定では休職させることはできない』と言われまして。『だったら退職するしかない』という感じでした」(妊娠中の看護師 アヤさん〔仮名〕)

新型コロナウイルスの妊婦への感染リスクについて、日本産科婦人科学会などは「妊婦の重症化率は一般の人と同じか低い」としています。しかし、妊娠中はレントゲン撮影や薬の投与などが制限される懸念もあります。海外では、新型コロナウイルスに感染した妊娠中の看護師(28)が死亡し、緊急手術でお腹の赤ちゃんがとりあげられた例も報告されました。

「娘とおなかの中の子どもを守ることが一番大切。退職するしかないというのが今の状況」(妊娠中の看護師 アヤさん〔仮名〕)

厚労省は、経済団体などに妊婦が休みやすい環境整備などを行うよう要請。一方、日本看護協会は、妊娠中の看護師が休みやすい環境を整備するため、代わりの職員を雇った場合の補償を政府に要望しています。

アヤさんは、行政が妊婦は出勤停止とするような対応を考えてほしいと訴えています。

「看護師や医療職は責任感が強い方が多いから、本当なら自分の家族・子どもを守りたい、それが一番だが、それを犠牲にしてでも一生懸命やっている方がたくさんいる。もう少し、自分たちを守りたいという声を認めてもらえてもいいのではないか。そういう声をあげてもいいのだというのを、もう少しみんなが感じてくれればいい」(妊娠中の看護師 アヤさん〔仮名〕)


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