現場から、SDGs 2030年の世界へ

2020年11月3日【CBCテレビ】
【現場から、コロナ後の世界】コロナ禍…年賀はがきにも“異変”!?

今年も年賀はがきの販売が始まりました。SNSの普及の影響などで、年々、販売枚数を減らしている年賀はがきですが、新型コロナの感染拡大で今年は少し事情が違うようです。

先月29日から販売が始まった来年の年賀はがき。今年の発行枚数は19億4000万枚余りとピークだった2004年に比べると、半分以下に減っています。

「メールやLINEで『あけましておめでとう』を送るので、出さなくなりました」(20代会社員)

「今は紙よりLINE」(50代会社員)

そんな年賀状離れに歯止めをかけようと、日本郵政は人気アニメ「鬼滅の刃」をデザインした年賀はがきを販売。需要喚起に必死です。

そんな中、名古屋市の年賀状サイト運営会社では…

「新型コロナでお互い会えなくなっているので、出す人が多くなるかな」(TB開発推進課 中野裕子マネージャー)

今期の注目はアマビエの年賀状。疫病を退散させるといわれる妖怪をかわいくアレンジしたり、小さなアマビエスタンプを用意したほか、大切な人との絆を確認しようという思いをテーマにして、温かみのある淡い色彩をベースにしたデザインも作りました。今、このサイトで一番人気がある言葉が「一陽来復」。悪いことが続いた後は良い方向に向かうという意味です。

「(年賀状で)自分の近況を伝えつつ相手を思いやるというコミュニケーションができると思うので、ぜひ今年は、普段、年賀状を出さない方も出していただきたい」(TB開発推進課 中野裕子マネージャー)

また、印刷会社に任せず自分でスマートフォンのアプリを使って年賀状を作る人も…。最新のアプリではマイスタンプボタンを押してスマホで撮影した画像を選択すると殺風景な場所で撮っても自動的に背景が切り抜かれ、年賀状に貼ったり、SNSで発信できます。このアプリを開発した会社では、年賀状やポストカードを作るアプリのダウンロード数が去年の倍以上に増えているということです。

「おうち時間で、はがきを作って送るというニーズが高まってきていると感じる。家族で楽しんで年賀状を作っていただいて、その元気を遠くにいる方に届けられたらいい」(ソルトワークス 菊地聡太さん)

新型コロナウイルスの感染拡大で里帰りができず、家族や友達ともなかなか会えなかった今年。例年以上に年賀状による近況報告を待っている人は多いかもしれません。