現場から、SDGs 2030年の世界へ

2020年7月27日【新潟放送】
【SDGs×コロナ後の世界】“マスク時代”に笑顔伝えるために

今や日常生活にマスクが欠かせなくなりましたが、表情が伝わりにくく、不便を感じている人も多いのではないでしょうか。そんな悩みを解決しようと、新潟県である取り組みが始まりました。

新潟市中央区のスタジオで行われた、ある撮影会。撮影に訪れていたのは、看護師やネイリストです。

「自分の笑顔が届けられないっていうのがすごくストレスに思っていて、どうしようってところに、圭さんのプロジェクトを知って、最高って!」(訪問看護師)

その名も、「MY FACE」と呼ばれるプロジェクトです。「MY FACE」の発案者・佐藤圭さん。新潟を拠点に活動するヘアメイクアップアーティストです。

「目は口ほどにものを言うとか言うけど、あれは顔全体が見えての目なんだなっていうのが分かった。口元が見えないっていうのがストレスです」(ヘアメイクアップアーティスト 佐藤圭さん)

さまざまな場面でマスクの着用が求められるなか、接客業などに携わる人から、「マスクで顔が隠れてしまい、表情が伝えられない」という悩みを聞き、このプロジェクトを思いつきました。

このプロジェクトにいち早く賛同し、接客に生かしているのが、新潟市中央区のインテリアショップです。マスクを着用し接客するスタッフの胸元には、笑顔のプレートが…。

「いいと思います。印象がここ(目元)だけなので、こうやって分かると、こういう感じの人なのかなって」(訪れた客)

「なるべく笑うように心掛けているんですが、伝わりきらない部分がどうしてもあるので、いいと思います」(スタッフ)

こちらの店では、スタッフ27人全員のプレートを作り、顔が隠れていても、スタッフの笑顔でおもてなしです。

「表情が読み取れない中で、にこやかな表情されているので、普段はこういう人なんだろうなって想像できるので、すごくいい」(訪れた客)

お客の反応も上々のようです。

「私たちの顔を覚えていただくことも大事なことですので。非常に接客もスムーズに行えている」(S・H・S 城丸学専務)

新型コロナウイルス禍の新たなコミュニケーションツールとして誕生した「MY FACE」。

「ヘアメイクならではの視点で笑顔をセレクトして、結果すごくいいプレートに仕上がっている。自分が今までやってきたことが、このプロジェクトで生かされている」(ヘアメイクアップアーティスト 佐藤圭さん)

新たな形の「笑顔」が広がり始めています。