現場から、SDGs 2030年の世界へ

2020年6月26日【チューリップテレビ】
【SDGs×コロナ後の世界】静寂の立山、広がる自然の姿

今回は静寂に包まれた北アルプスの雲上の世界。新型コロナウイルスの影響でありのままの自然の姿が広がっていました。

3000メートル級の山々が連なる立山。 例年なら、最大20メートルを超える雪の壁の間を歩く「雪の大谷」や登山、山スキーを楽しむ人たちが国内外から大勢訪れています。それが、今年は・・・新型コロナウイルスの影響で立山から人の姿が消えました。

雲上の世界は、異様な静けさに包まれています。静寂の中、穏やかなときがゆっくりと流れていました。

雪解けとともに、にぎわいが戻って来る5月末。山小屋で働く人たちも、かつて見たことのない立山の姿が、そこに広がっていました。

「人の跡がないというのが驚きです、この時期とはいえ。ある程度、人の歩いた跡、滑った跡があるんですけどね。まさしく自然の姿なんだろうなと、思って見ています」(立山室堂山荘・佐伯拓さん)

普段なら聞き逃していた山々を流れる風の音や雪解け水のせせらぎ。そして、霊山・立山の「神の使い」とされた国の特別天然記念物「ライチョウ」の鳴き声が雪原に響いていました。人がいないからこそ感じられた雲上の世界。今年も7月に入れば立山に夏山シーズンが訪れます。

かつてのにぎわいが戻るのは、まだ先になりそうですが、立山には、これまでと変わらない雄大な景色が広がっています。