現場から、SDGs 2030年の世界へ

2020年4月6日【新潟放送】
新潟県内初の同性パートナー

今回は、レズビアンやゲイといった性的少数者の人たちの生き方について考えます。国内の11人に一人が性的少数者といわれている中、新潟市は新潟県内の自治体として初めて同性パートナーを認めました。

新潟市が4月に導入した「パートナーシップ宣誓制度」。第1号のカップルとして認められたのはカナさん(仮名)とマイさん(仮名)、いずれも30代の2人です。

「やっと公的な自分たちの安心できるような保険を手に入れたかなと、ちょっと安心できるような感覚で今います」(マイさん・仮名)

カナさんは男性、女性、どちらにも恋愛感情を抱く、バイセクシュアル。そしてマイさんは女性に恋愛感情を抱くレズビアンです。2人は7年前に交際を始め、今は新潟市内で一緒に暮らしています。

「昔ながらだと、男性をたてて、一家の大黒柱だっていうふうに言っていますが、そうではなくて、2人で一つみたいな。2人で一生懸命やっていくのが私たちの中では合っている」(カナさん・仮名)

同性間の婚姻は日本の法律上認められていませんが、自治体が同性パートナーとして認めることで、新潟市では家族として市営住宅へ入居できるようになります。さらに、生命保険会社によっては、パートナーを受取人にすることも可能となります。

「性的マイノリティー(少数者)の人は差別や偏見に苦しんでいるので、こうして自治体が認めることについて、本人たちの精神的なプラスの心理的効果が非常に大きい」(新潟市 男女共同参画課 稲垣正子課長)

4月1日現在、こうした制度を認めている自治体は全国で47か所あります。

「新潟市にも性的マイノリティー(少数者)の人がいるということを、多くの市民の人に理解していただいて、当たり前なんだなというふうに思っていただきたい」(カナさん・仮名)

2人は、まず、生命保険の受取人をパートナーの名前に変更するということです。