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2020年2月21日【TBSテレビ】
日系人の強制収容、カリフォルニア州が謝罪

太平洋戦争中にアメリカで行われた日系人の強制収容について、カリフォルニア州議会が州として公式に謝罪する決議案を採択しました。

「今、決議案が採択されました。日系人の強制収容から78年。カリフォルニア州が公式に謝罪することになります」(記者)

太平洋戦争中の1942年2月19日、当時のルーズベルト大統領が強制収容の根拠となる「大統領令」に署名し、日系人およそ12万人が「敵性外国人」として強制収容所に入れられました。カリフォルニア州は、この大統領令が出される前から、土地所有の禁止など日系人を狙い撃ちする政策を実施していました。

「カリフォルニア州が当時(日系人ら)移民に対して人種差別的な政策を先導していたことはあまり知られていない」(決議案を提出した日系三世 アルバート・ムラツチ州下院議員)

カリフォルニア州の下院議会は20日、「州が不当な強制収容を支持し、公民権と自由を守らなかった過去の行動をすべての日系人に謝罪する」と明記した決議案を満場一致で採択しました。

「4歳の時に強制収容所に入れられた経験はトラウマになった。この決議案採択をとてもうれしく思う」(強制収容された フミコ・ウメダさん)

日系人の強制収容をめぐっては、アメリカ政府はレーガン政権時代に公式な謝罪と補償を行っていますが、カリフォルニア州議会としての公式な謝罪は初めてです。