• ■2019年6月6日 放送

系列専門学校でも定員8倍

およそ1400人の留学生の所在不明が発覚した東京福祉大学。名古屋市にある系列の専門学校では、定員の8倍を超える留学生を受け入れている疑いが浮上、愛知県などが立ち入り調査に乗り出しました。

名古屋の中心部にあるオフィス街。朝9時をすぎると、地下鉄の地上出口から留学生がどんどんどんどん上がってきます。歩道を埋め尽くす外国の人々。聞こえてくるのは、アジアの言葉です。

周囲のお店の人たちは…。

「去年くらいからむちゃくちゃ入ってきたなと思って留学生が」(男性)

「朝9時半ごろにすごい数が来ます。日本の方はほとんどいない」(女性)

彼らが向かうのは、名古屋市にある東京福祉大学系列の専門学校です。この専門学校は、保育や介護のほかビジネスを学ぶという部門があり、そこで留学生を受け入れているといいます。

「(Q.どういう授業?)ビジネスマナー」(留学生)

「僕の将来は貿易のビジネスをすると思って」(留学生)

この専門学校で、新たな問題が浮上しました。留学生を受け入れている「国際教養学科」の1学年の定員は240人と愛知県に届け出ていますが、関係者によると、今年度はその8倍以上にあたるおよそ2000人の留学生が入学していた疑いがあることが分かったのです。

留学生はネパールやベトナムなどの出身で、来日後、全国各地の日本語学校を出てからこの専門学校に来た人が多いといいます。

「最初、北海道の日本語学校、札幌で」(留学生)

「福岡の学校。(Q.日本語学校?)はい」(留学生)

「(Q.どうしてこの学校を選んだ?)入りやすいし(学費が)安いから」(留学生)

専門学校の元職員の男性は…。

「何人合格させるんだという話は一切なくて、(留学生を)採れるだけ採ろうというのが基本的なスタンスですから、採れるだけ採った結果が2000人だった」(東京福祉大系列の専門学校の元職員)

こうした実態を調べるため、愛知県などが立ち入り調査に入りました。専門学校側は、JNNの取材に定員を超えた受け入れは認めたうえで、「調査後に改めて回答する」としています。

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