1万通の手紙 池袋暴走事故が問うもの

2021年9月17日放送【これまでのオンエア】
「刑の執行停止を求めず」池袋暴走事故で実刑確定の飯塚被告

おととし、東京・池袋で乗用車が暴走して親子2人が死亡し、9人がけがをした事故で、きょう実刑判決が確定した飯塚幸三被告(90)が、刑務所への収監について「執行停止は求めていない」と関係者に話していることがわかりました。

旧通産省の幹部・飯塚幸三被告は、おととし4月、池袋で乗用車を暴走させて親子2人を死亡させたほか、あわせて9人にけがをさせた罪に問われ、きのうの控訴期限までに検察側と弁護側の双方が控訴しなかったため禁錮5年の実刑判決が確定しました。

収監にあたって、刑事訴訟法では著しく健康を害したり、生命に危険が生じたりする場合は検察当局が刑の執行を停止することができますが、飯塚被告はきょう、「刑の執行停止は求めていない」「刑務所で罪を償う覚悟を決めている」と関係者に話していることが新たに分かりました。

検察当局は、今後、90歳の飯塚被告の体調面を考慮した上で、収監に向けた手続きに入る見通しです。