【現場から、】なくせ!危険運転

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2019年11月6日 放送

東名あおり運転、控訴審初公判

神奈川県の東名高速で、一家4人が乗った車があおり運転を受けるなどして死傷した「東名あおり運転事故」。1審で懲役18年の判決を受けた男の控訴審が東京高裁で始まり、弁護側は「危険運転致死傷罪は成立しない」と主張しました。

おととし6月、神奈川県の東名高速であおり運転をしたうえ、萩山嘉久さん夫婦らが乗ったワゴン車を停車させ、後続のトラックの追突を招いて夫婦を死亡させた罪などに問われている石橋和歩被告(27)。1審の裁判員裁判は、あおり運転や車を停車させた行為など「一連の行為」が事故を招いたとして、危険運転致死傷罪の成立を認め、懲役18年の判決を言い渡しました。

これに対し、石橋被告側が控訴。11月6日の控訴審初公判に、石橋被告は髪を短く刈り上げ、メガネをかけて出廷しました。

弁護側は・・・。
「そもそも高速道路で車を追いかけて停止させるのが一連の行為で、危険運転にあたるという1審の判決は恣意的な判断としか言いようがありません」(弁護士)

こう述べたうえで、「危険運転致死傷罪は成立しない」と主張しました。一方、検察側は「1審の判断に誤りはなく、控訴は棄却されるべきだ」と主張し、結審しました。

交通事故に詳しい高山俊吉弁護士は、今回の事件で、「危険運転」を適用することに否定的な立場です。

「(1審の)こういう拡大解釈をすることは許されないというのが、おそらく一般的な議論だと思います。そこを高等裁判所が、どういうふうに正面から立ち向かうか、真剣に考えてもらいたい」(高山俊吉弁護士)

遺族として法廷で裁判を見守った嘉久さんの母、文子さんは・・・。
「(Q.危険運転致死傷罪が認められないとなったら?)冗談じゃない。(1審の懲役)18年は18年で変えてほしくない」

次回、来月6日に判決が言い渡されます。


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