【現場から、】なくせ!危険運転

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2019年8月29日 放送

あおり運転対策 法整備へ「道交法に新たな定義を」

相次ぐあおり運転による事件を受けて、法整備に向けた議論が始まろうとしています。自民党の委員会で責任者を務める平沢勝栄議員は、「あおり運転を法律で定義することが必要だ」と述べました。

「自分から行く、出頭させてください」(宮崎文夫容疑者 今月18日 大阪市)

今月18日、傷害の疑いで逮捕された宮崎文夫容疑者。今月10日、茨城県の常磐道であおり運転の末、高速道路上で24歳の男性を殴り、けがをさせた疑いがもたれていますが、事件前から大阪や静岡などであおり運転を繰り返していたとみられています。

警察は、宮崎容疑者のあおり運転に関しても、暴行罪の適用を視野に捜査を進めていますが、取り締まる法律の限界を指摘する声が強まっています。自民党の交通安全対策特別委員会の委員長を務める平沢勝栄氏は…

「一番大きな問題は、あおり運転特化して法律に書いたものはない。あおり運転する連中からしても、あおり運転というのが犯罪行為であるという認識はない」(自民党 平沢勝栄 衆院議員)

道路交通法には、あおり運転について直接定めた条文がありません。そのため、車間距離保持違反といった軽微な交通違反の点数を積み重ねて取り締まるか、より悪質なケースについて刑法の「暴行罪」を適用するしかないのです。

「今の法律で検挙できないものだから、本当に軽いような法律を引っ張り出して、無理やり適用して検挙しているのが実態。これでは抑止効果としては無理。まずは道交法の中にしっかりした規定置いて、犯罪の罰則を厳しく規定する」(自民党 平沢勝栄 衆院議員)

宮崎容疑者が各地で繰り返していたとみられるあおり運転について、警察も通報を受けて、それぞれ捜査をしていましたが摘発にいたることなく、傷害事件が起きて、ようやく逮捕に至りました。おととし起きた東名高速の夫婦死亡事故でも、石橋和歩被告は事故の前に何度もあおり運転によるトラブルを起こしていました。

「法案、法律の制定等に関しても十分視野を広めて、しっかりとした対応をしたい」(自民党 二階俊博 幹事長)

自民党の交通安全対策特別委員会は、27日の会合であおり運転への罰則強化の必要性で一致。

「今後は厳正に対処するという現在の取り組みを進めるとともに、いわゆる“あおり運転”の厳罰化についても、必要な検討をすべきものと考えている」(菅義偉 官房長官)

菅官房長官も28日、あおり運転の厳罰化に向けた検討を進める考えを示しました。相次ぐあおり運転に有効な対策を示すことができるのか。法整備に向けた議論がようやく本格化しています。


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