【現場から、】なくせ!危険運転

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2018年12月3日 放送

弁護側、「危険運転」争う方針示す

去年6月に起きた東名夫婦死亡事故で、危険運転致死傷などの罪に問われている男の裁判が始まりました。弁護側は、危険運転致死傷罪の適用について全面的に争う姿勢を明らかにしました。

午前10時から始まった初公判に、石橋被告は全身黒色のジャージ姿で現れました。逮捕当時と比べると、少しやせ細った印象で、髪の毛は丸刈り頭でした。裁判長から名前を聞かれると、低く太い声で「石橋和歩です」と答えました。

福岡県の石橋和歩被告(26)は去年6月、東名高速で静岡市の萩山嘉久さん、友香さん夫婦を執ようなあおり運転の末、追い越し車線に無理やり停車させ、後続車の追突を招いて夫婦を死亡させたとして、危険運転致死傷などの罪に問われています。

被害者参加制度を使って裁判に参加する萩山嘉久さんの母・文子さんは3日朝、次のように話しました。

「謝罪なんかいらない。謝罪はいらない。罪の重さを(感じてほしい)」(亡くなった嘉久さんの母 萩山文子さん)

10時から始まった初公判で、石橋被告は起訴内容について、「車線変更するときに左側からではなく右側から追い越した」「つかんだのは胸倉ではなく左腕だった」などと話しました。

事実関係の一部に違うところがあると述べた形ですが、石橋被告の弁護人は、事実関係についてはおおむね争わないとしたうえで、危険運転致死傷罪の適用について争う方針を示しました。

<Q.裁判の最大の争点は、危険運転致死傷罪が認められるかどうかということになるのでしょうか>

今回の事故は、石橋被告が萩山さん夫婦の車を停車させてからおよそ2分後に起きました。この「2分後」というのがポイントになります。

危険運転致死傷罪は運転行為によって起きた死傷事故に限って適用される規定になっていて、弁護側は、車が止まってからすでに2分が経過し、「運転行為との因果関係はない」と主張する方針です。

また、検察側は危険運転致死傷罪が認められなくても監禁致死傷罪に該当すると主張する方針ですが、これについても、弁護側は「2分間停車させた行為は監禁とはいえない」などと争う方針です。

判決は今月14日に言い渡される予定です。


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