【現場から、】なくせ!危険運転

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2018年11月28日 放送

東名事故の姉妹「“反省”知りたい」

去年6月に起きた東名夫婦死亡事故で、被告の男の裁判が来週から始まるのを前に、両親を亡くした姉妹がJNNの取材に心境を語りました。

「パパが着てたやつ。(Q.シロクマは?)ママの枕、元枕」(次女)

母親が枕代わりにしていたシロクマのぬいぐるみ。茶色いパーカーは、次女が父親の誕生日にプレゼントしたものです。突然、両親を亡くした姉妹。長女は17歳、次女は13歳になりました。

「今は(天国で)幸せでいてほしいなって」(長女)

萩山嘉久さん(当時45)と妻の友香さん(当時39)。去年6月、神奈川県の東名高速であおり運転を受け、追い越し車線に停車させられた結果、後続のトラックに追突され亡くなりました。長女と次女は奇跡的に助かり、母方の祖父母のもとで暮らしています。

「今も(事故のことを)思い出すけど、思い出さないように、学校の楽しかったこととか考えながら夜寝るようにしてます」(長女)

パーキングエリアで注意されたことに腹を立て、高速道路上で執拗なあおり運転を繰り返した石橋和歩被告(26)。

「(Q.なぜ追いかけていった?)(言われたら)こっちもカチンとくるけん」(石橋和歩被告)

逮捕前の取材にはこう語っていた石橋被告ですが、拘置所の面会取材では反省の言葉を口にしました。

「悪いことをしたと思っとる。やりすぎたなと思っとる」(石橋和歩被告)

来週から始まる裁判。「石橋被告は本当に反省しているのか自分の耳で聞きたい」と長女は話します。

「申し訳なかったと思っているとか、それぐらいだったから、そんなの私でも言えるなって思って」(長女)

裁判は、量刑の重い「危険運転致死傷罪」が認められるかどうかが、最大の争点となります。事故が起きたのは、車を止めてからおよそ2分後。弁護側は、「運転行為によって起きたとはいえない」として、危険運転致死傷罪には当たらないと真っ向から争う方針です。

専門家は…

「私自身は、こういうケースを危険運転致死傷罪に問うのは、難しいと考えています。(石橋被告は)運転行動そのもので、死傷させていない(という議論と)、一連の全体的な流れを見ると運転行動で、死傷させたのと同じだという議論のどっちを取るか」(高山俊吉弁護士)

検察側は、たとえ危険運転致死傷罪が認められなくても、最高刑が同じ20年の、監禁致死傷罪に該当すると主張する方針ですが、弁護側はこの点も争うとしています。

「私が英語をしゃべれるようになったらみんなで(海外に)行こうって、約束してたんですけど」(長女)

姉妹は両親と海外旅行に行く約束をしていたといいます。二度とこんな事故が起きないように。長女は、裁判で遺族としての自分の思いも伝える予定です。

「(刑務所に)長く入ってくれてた方が、事の重大さが分かる気もするし、これからあおり運転を減らすために、そういう重い罪になった方が、戒めというか、みんなにもいけないことって伝わるから、それだったら(刑は)重い方がいいなって思います」(長女)


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