【現場から、】なくせ!危険運転

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2017年10月9日 放送

「追い越し車線に停車させられた」

今年6月、神奈川県大井町の東名高速・下り線で起きた事故。 ワゴン車や大型トラックなど4台が絡む事故で、ワゴン車を運転していた静岡県の萩山嘉久さん(当時45)と妻の友香さん(当時39)が死亡しました。

事故後の捜査で、ある不可解な状況が浮かび上がりました。 事故直前、萩山さん夫婦の車がなぜか「追い越し車線」に停車していて、そこに大型トラックが突っ込んでいたのです。 なぜ「追い越し車線」に止まっていたのでしょうか?

当時、萩山さん夫婦の車には長女と次女も乗っていて、軽傷を負いました。 2人は、事故の真実を知ってほしいとJNNの取材に初めて応じ、事故に至るまでの経緯を証言しました。

「パーキングエリアを出ようとしたら道をふさいでとまっている車がいて、それで父が邪魔だと思ってそんことを車に注意して」(萩山さんの長女)

発端は事故の直前、現場からおよそ1.2キロ手前の中井パーキングエリアでの出来事だったといいます。

車がパーキングエリアを出ようとした際、白い乗用車が出口をふさぐように停車していました。 父親の嘉久さんは運転手の男性に「邪魔だ」と注意。 注意を受けた白い乗用車が追いかけてきたのです。

「猛スピードで白い車が追いかけてきて、さっき怒った車だって分かって」(萩山さんの長女)

高速道路上にもかかわらず、極端に接近したり前に割り込んだりして走行を妨害しました。

「ちょっと逃げようとしたんですが、車を前に付けられて。私たちは止まりたくないので、よけていたのですが、しっかり付いてくるからそれで高速道路に止まってしまいました」(萩山さんの長女)

白い車から男女2人が降りてきて、男性が近づいてきたといいます。

「車から降りて私たちのスライドドア、二列目のドアを開けろ気味な感じで立っていて、お父さんが開けて急につかみかかって、胸ぐらつかまれて、さっきのはけんか売っているのかとかどうしたんだよとか、調子乗っているんじゃねーよとか、高速道路にお前投げてやろうかとかいわれて」(萩山さんの長女)

父親の嘉久さんは、事態を収めるため「すみません」と繰り返しますが、男性は嘉久さんを外に引っ張り出そうとしたり車の中に押し倒すなどしたといいます。 そして、事故は起きました。

「話していると急に車がガタガタとなって。ドンとガラスがわれるような」シートベルトで肩がいたくなって、痛みがなくなって気づいたら父と母がいなくなっていた。妹は後ろで口から血を流しているし、よくわからなかったです」(萩山さんの長女)

事故があった日、一家は東京への旅行の帰りだったといいます。
「お父さんはすごいいい人で、自分の事より、家族とか私のことを考えてくれて、私たちの気持ちも分かってくれて。間違っているものは間違っているので、(警察には)なんとかしてほしい」(萩山さんの長女)

白い乗用車の男性は、JNNの取材に萩山さん夫婦の車を追いかけたことは認める一方、こう反論しました。
「普通に高速に出たので、追い抜いたら後ろから煽られた。止まれということだと思い、止まった。(Q.何で追いかけた?)注意されてカチンと来た」

警察は追突した大型トラックや当時、現場を通過した車のドライブレコーダーを解析し、男性の行為が過失運転致死容疑にあたるか、慎重に捜査しています。


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