今週の一筆
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02月05日の放送

孤独死は高齢者だけでなく子どもも!孤独担当大臣を!

国民民主党 伊藤孝恵 副代表

対談を終えて

 今回のゲストは、国民民主党副代表の伊藤孝恵参議院議員。昨年暮れの党代表選挙では玉木前代表の無投票再選はおかしいと一期生ながら挑戦、党員票では負けたものの、国会議員票では同数を獲得して善戦、副代表に就任した。

 その際「子ども子育て政策が政治の1丁目1番地だ」と主張。これはなぜ?「外交・防衛、雇用・経済が政治の中心だから、そんなことアホみたいに見える公約はやめた方がいい、とずいぶん注意されました。でもよく言ってくれた、と言う方も多かった。二人の子どもを育て、次女は耳に障害がある。まわりも待機児童、虐待児、引きこもり、いろんな悩みを抱えている。これを解決しなければ、と思って政治家になりました」

 コロナ禍、ますます子どもの問題が大きくなっている?「そう。第一次・第二次ベビーブームはあったけれど第3次ベビーブームは起こらなかった。それは子どもを産み育てられる環境を作ってこなかったからです。さらに、今回のコロナ禍、雇い止めは8万人を越えています。完全失業率も35歳以上が2%台なのに比べ、15歳〜24歳が4.8%、25歳から34歳までが3.8%と、若い人たちの失業者の増加が深刻です。しかも、一番しわ寄せを受けているのは飲食業、旅館、アパレルなどで、その職種は女性が多いんです。当然子どもに影響与えますよね。ところが、今回の補正予算でも直接的な子ども対策費が非常に少ない。1%にもとどかないんですよ!」

 女性と小・中・高校生の自殺が増えたとか?「そう。男性は減り続けているんですが、女性の自殺は減っていたのが去年から今年にかけて増加に転じた。子どもは上がり続けている。相関関係はわからないのですが、妊娠相談なども増えているそうです。抱えている問題に耐えきれなくて自ら命をたってしまう。その子たちにロ−プでも蜘蛛の糸でも何かひとつすがるものを投げてあげられれば、乗り越えられると思うんです。今はSNSもありますから同じ世代で同じ悩みを持つ人とつながれれば、孤独死なんて減るんじゃないですか?」

 孤独死?一人暮らしの高齢者の話と思ってました。「いえ、すぐそうイメージされるので、孤独死→地域共生社会という発想になってしまいますが、子どもの孤独死は別のルートを作ってあげなければ。『あなたのいばしょ』というNPOがあって、自殺を考えがちな深夜にどう連絡をうけたらいいかと考え、世界に住む日本人に頼んで相談にのってもらうという仕組みをつくってくれました」

 孤独担当大臣を作れと予算委員会で提案なさったとか?「コロナ担当大臣が鶴の一声でできたんだから、孤独担当大臣をぜひ、と質問したら『担当は厚労大臣』と指名されて田村大臣が面食らって答弁なさいました。でも厚労省の他にも、子どもなら文科省・内閣府と縦割りなんで、それではダメ。英国のように一人の大臣がまとめて担当するから実効性があるんです。国民民主党はおととしの参院選の時に、この公約掲げました。『ユニークな政策』と片付けられてしまいましたが、でもこれからどんどんこの課題大きくなると思います」 

 国民民主党の支持率がなかなか上がらないが? 「残念ですが、でも我々は政権をとることを目標とはしていなくて、提案を重ねることによって、政権を任せても大丈夫だと思われる党を作っていきたいと思っています」

 趣味は? と聞いたら「お見合いババア!」その人のオーラの色を見ることができるようになったそうで、この人とこの人のオーラは合う!と思って動くと成功! もう17人もお見合いをまとめたという。菅総理の色は? と聞いたら「灰色だったのが、だんだん黒に近づいて・・・『望まない孤独』かな?」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「TBS NEWS」で放送しています。
再放送:2月5日(金)23:00/2月6日(土)9:30/2月7日(日)0:30