今週の一筆
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01月15日の放送

まずはコロナ対応。でも今年は「攻」の姿勢で新しい時代を作る!

加藤勝信 内閣官房長官

対談を終えて

 今回のゲストは内閣官房長官の加藤勝信さん。前回この番組に出ていただいたのは厚生労働大臣の時で去年の緊急事態宣言が終わった直後。

 「最初に新型コロナウイルスが日本で見つかってから丸1年。最初は高齢者を直撃。夏には若い人が多く、症状が出なかったり軽症が多かった。でも11月になって寒さ・乾燥のせいもあって急に感染者が増えた。東京の新規感染者が12月31日には900人近くが急に1300人越えに!それで再度、緊急事態宣言出した」

 遅い、とか小出しだとか批判の声が多いが? 「緊急事態法には国民の自由や権利制限につながるものには慎重に判断して必要最小限のものに、という制限があるんですね。だから専門家の意見も聞いて慎重に対応しているんです。1年間やってきてポイントもある程度分かってきた。だから必要最小限でしかも効果的なものに絞ってお願いしたわけです」

 出口が見えないから不安になる、ということもあるのでは? 「もちろん解除はより早いほうが良いに決まっている。でも前倒しの可能性だってある。また解除されたところでそれで全部自由に、というわけではない。必要な防止策はその後も続けなくてはなりません。」いつ頃解除を判断?「感染→発病→確認まで早くて1〜2週間かかる。それも含めて定期的に分析評価して対応していく」

 総理は特措法や感染法の改正をこの通常国会でやる、とおっしゃったが? 「一刻も早く効果的なコロナ対策をするために必要。与野党協議会にも原案を提示、議論していただいたので早く改正案を作って提出したい。改正の方向は、たとえば特措法は指示を命令に変更、応じてくださった事業者には財政的支援を、応じなかった者には行政罰の過料を科す方向。また感染症法改正は入院勧告に応じない者には罰則を、等と考えている」

 医療。海外より感染者や重症者がぐっと少ないのに、なぜ日本では医療が逼迫? 「今日、医療関係者の方が官邸にいらして総理といろいろ話し合いをした。オールジャパンでやることも必要なところもありますが、大事なのは地域の実情にあったやりかたで医療対応をすること。それが成功しているところも現にある。それを広めるのもいいし、また逆に同じことができるわけでもない。国も財政支援をしています。地方自治体や医療団体等そして国でぜひ調整してやっていきたい」

 頼みの綱のワクチンはもう入手が予定されているので、今は鋭意、実行の準備を進めているそうだ。

 まもなく始まる通常国会について聞いた。「まずは補正予算・本予算成立と特措法等改正案の成立。並行審議をするかどうかは国会がお決めになることだけれども、とにかく早く成立させたい。後はデジタル化、またグリーン化。2050年カーボンゼロを宣言したのだからその後押し、35人学級法案等、是非とも通したい法案がある」

 4月25日の補欠選挙、総裁選、総選挙等、今年は選挙の年? 「与党の一員として責任を持って戦う!」

 今年の抱負は?「去年暮れに今年の漢字はと聞かれて『防』と応えた。感染防止という意味で。来年は? と聞かれたから今度は『攻』と応えた。カーボンニュートラル、デジタル化、人の流れも変わる。新しい次の時代を作っていく、という気持ちで今年は行く!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「TBS NEWS」で放送しています。
再放送:1月15日(金)23:00/1月16日(土)9:30/1月17日(日)0:30