今回、片山さんが収録前にしたためたのは、「初心」の文字でした。理由を尋ねると、「初心を終生忘れずだよ」とのこと。「みんな、初心を忘れるからね」と付け加えていました。
そういえば、と思って去年の5月に「令和にすべき5つのこと」をテーマに出ていただいた時の文字を探すと、そこには「常に学ぶ」との文字でした。そこには「人間は学ぶことを忘れたらだめなんですよ」と生涯、学んでいかないといけないと自分に言い聞かせていると書いてありました。「初心」といい、「平常心」といい、片山さんらしい言葉だなと感じ入りました。
番組では、菅内閣での臨時国会が幕開けしたのを受けて、「日本学術会議の裏側」を中心に、縦横無尽に語っていただきました。是非、「片山節」を堪能下さい。
東京都足立区生まれ
1986年、日本経済新聞社入社。大阪本社証券部、名古屋支社(愛知県警、名古屋市役所担当)を経て、90年から東京本社政治部。官邸クラブ(海部政権)、野党クラブ(社会党土井委員長、田辺委員長)、平河クラブ(自民党竹下派担当、92年竹下派分裂など)等を担当。
1996年TBS入社。政治部で新進党クラブ、平河クラブ(自民党橋本派担当)、外務省(田中真紀子外務大臣)等を担当。その後「筑紫哲也NEWS23」ディレクター、デスクを経て、「時事放談」を制作プロデューサーとして立ち上げ。現在、TBS報道局政治担当解説委員。
著作:「官僚」(共著)新聞協会賞受賞