今週の一筆
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10月16日の放送

任期2年の内に大きな選挙が3回! 幹事長の第一の仕事です。がんばります!

公明党 石井啓一 幹事長

対談を終えて

 今回のゲストは公明党幹事長の石井啓一さん。先日の党執行部人事刷新で幹事長に就任し、ポスト山口(代表)への布石と言われている。

 「菅総理との関係ですか? 私が国交大臣4年の間、官房長官としていろいろお話しましたし、またその前、政調会長の時も窓口としていろいろな要請を聞いていただきました。その頃から国民の常識・感覚を大事にされる方だなあ、と思っていました。その目線で、おかしいと思ったことは打破、突破、改革をしていく方だと思います」

 菅内閣は矢継ぎ早に政策を打ち出しているが、公明党が以前から要求していたことも多いと聞くが? 「そうなんです。たとえば不妊治療費の問題。2004年に我が党の坂口厚労大臣が1回10万円の助成を始めたんです。その後、金額や回数が増えましたが、最終目標は保険適用。だから我々にとって、今回の号令は大歓迎です。携帯電話料金の値下げも、実は小渕総理の時に1300万以上の署名を集めてお届けしたんですね。同じく番号のナンバーポータビリティの署名も1000万人以上集めました。だからこれもどんどん推進してほしい。マイナンバーカードだって、せっかく10万円を皆さんに渡そうと思っても、時間がかかってしまった。1つの通帳だけに紐付けておけば、いざという時に行政手続きのいらないプッシュ型で政府の方から振り込めることができるんです」

 男性の育児休業、コロナ下の受験生への2万円支給、雇用調整助成金の特例措置の延長等々、政府と要請やすりあわせをしているようだが、意見の合わないところもありそう。たとえば今持ち上がっている「敵基地攻撃論」はどう考える?

 「まずイージス・アショアの代替問題と敵基地攻撃能力を持とうというのは全く別問題。切り放して議論しなきゃ。敵基地攻撃問題の方は日本の安全保障の基本と関わってくる。日本が攻撃されたら当然反撃できるが、攻撃してくる国の領土内で反撃する、というのはアメリカの役目「矛(ほこ)」。日本はあくまでも「盾(たて)」という役目で、これは今年の国会で安倍首相も『その能力は持たない』と否定されている。それを変えるんだったら十分な議論が必要。性急な結論を出してはいけないと思う」

 憲法改正は? 自民は新体制で草案を作ると張り切っているが? 「まずは憲法審査会で国民投票法の議論をしなければ。これは憲法改正の中身ではなく手続きの議論だが、それさえ議論できていない」

 幹事長の一番の仕事は選挙に勝つことでは? 「皆からそう言われる。私の任期2年の間に大事な東京都議選を含む統一地方選挙、来年までにある衆院選、再来年の参院選と、3つも大きな選挙がある。コロナ下、3密を避けるためになかなか集会や握手はできないけれど、でも1対1でじっくり話をしたり、SNSを使ったりして、一歩一歩運動を積み重ねていきますよ!」

 最後に、大阪都構想の選挙が始まったが、前回の反対から今回、賛成に回った理由を聞いた。「昨年の知事・市長のW選挙で二人とも再選され民意が示されたこと。それに住民サービスが向上し、コストも下げられるという内容の改善が見られるので今回賛成しました。山口代表も大阪に入ることになっています」

 緊急事態以降、地元に帰れず、宿舎の近所の散策にはまったとおっしゃる石井さん。「赤坂近辺って知らないところがいっぱいありました。乃木神社、乃木邸、高橋是清邸、勝海舟邸。それに坂が多い! 大臣やってから早起きになって、5時前後には起きてしまいます。毎日腹筋35回、風呂に入るのも朝で、朝シャンしてます! 体調万全です!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「TBS NEWS」で放送しています。
再放送:10月16日(金)23:00/10月17日(土)9:30/10月18日(日)0:30