今週の一筆
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10月02日の放送

批判・追及等、反射神経のような仕事だけでなく野党ならこう考えるという構想も大切!

立憲民主党 泉健太 政務調査会長

対談を終えて

 今回のゲストは、新しくスタートした立憲民主党政務調査会長の泉健太さん。代表選挙は元立憲代表の枝野さんと国民民主党政調会長だった泉さんとの一騎打ちになったが、野党第一党の内容を国民に伝えられたし、所属国会議員の間でも認識を共有できたので良かったという。

 「これまで、大きな塊を作ろうとしてはまた割れてしまう、ということを繰り返してきて少し自信を失ってきた。しかし今回、150人という党ができて、政策・政権構想をちゃんと訴えて、政権奪還を目指します。ただ、これまでは与党自民党に対して批判や追及して、その時その時の反射神経のような仕事をしてきましたが、これからは野党ならこう考えるという像を見せることも大切だと思っています」

 江田憲司さん、小沢一郎さん、中村喜四郎さんといった保守層を含めた陣営で、決して元の民主党と同じではないという泉さん、「総理、官房長官、大臣経験者も沢山いますので、民主党政権を担った、ということをマイナスではなくプラスにしなきゃいけないと思っています。枝野代表が繰り返しおっしゃっているのは『私はリアリスト。したたかな政権運営をしていくつもりです』と。私たち若手も加わって新しい統治機構作れると思っています」

 菅政権はスタート後、次々政策を発表しているが、立憲は? 「10月中には皆さんにお見せできる具体的な政策を用意できると思いますが、我々の政策は元から国民の視線で考えて作ったもの。アベノミクスのようなマクロから見ているのとは違う。確かに株価は上がり、失業率は下がり、企業の内部留保は増えた。でも世帯収入も、可処分所得も、消費も増えていない。そういう観点から政策を作っていきたい」

 デジタル庁や携帯電話料金の値下げは? 「テレワークが進んで、スマホだけで家の中での仕事できますか? 学校もそう。新しい組織を作るより、まず家の中の通信環境を整えるのが先では? もちろんデジタル化は大切だから協力はしますが」

 多様性・人権重視? 「もちろん。これだけ外国人が入ってきているのに、子どもは義務教育を受けられない。夫婦別姓。『家族が壊れるから』といいますが、結婚は人間と人間のつながりです」 

 期間限定での消費税ゼロ、と枝野さん言っているが? 「平成の30年間は消費税の時代。400兆を得た。だが片方では所得税・法人税を減らして500兆、取るべきものを足らなかったから財政は悪くなる一方。税制全体を見直す良い機会だと思います」

 原発ゼロは? 「皆、もういつかは原発ゼロに、と思っています。すぐにか、もっと先にかの、時間軸の違いです」。憲法改正、安倍さんの時には応じない、と言っていたが?「憲法、我々にも変えたいところはあります。第53条、臨時国会開催は要求できるが、いつまでにと、と書いてないから、結局与党は開かなかった。でも本当にその改正は今やることですか?国民の強い要求は他の所にあると思います」

 最後に解散総選挙について聞いた。「自民党は支持率が高いときにやりたいでしょうが、このコロナ下で本当にやれるんでしょうか? もっとも、いつ選挙があってもすぐやれるように準備は高めていますが。」

 46歳と若く、代表選挙のネットでの人気投票ではぶっちぎりに枝野さんを抜いた泉さん、揮毫「今週の一筆」には「答えは民の中にある。」と書いてくれた。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「TBS NEWS」で放送しています。
再放送:10月2日(金)23:00/10月3日(土)9:30/10月4日(日)0:30