今週の一筆
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03月29日の放送

“「留魂」の思い”で・・・

中谷元 元防衛大臣

対談を終えて

 中谷氏が番組収録の際にしたためたのは、「留魂」との文字でした。

 「吉田松陰が処刑前に門弟のために『留魂禄』を書き残したんですよ。桜は散っても魂はとどまるということですね」と話していました。

 「門人たちに『我れを哀しむは、我れを知るにしかず。我れを知るは、吾が志を張りてこれを大にするにしかざるなり』『身はたとひ武蔵の野辺に朽ぬとも留置かまし大和魂』と書き残しているんです」

 「かきつけ終わりて後」として
 『心なることの種々かき置きぬ思い残せることなかりけり』
 『呼び出しの声まつ外に今の世に待つべき事のなかりけるかな』
 『討たれたる吾れをあはれと見ん人は君を崇めて夷払へよ』
 『愚かなる吾れをも友とめづ人はわがとも友とめでよ人々』
 『七たびも生きかへりつつ夷をぞ攘はんこころ吾れ忘れめや』
  十月二十六日黄昏書す、とあるんです」と。

 そして、「武市半平太はじめ、幕末の動乱期は多くの国にとって有為な人材を失っております。でもその志は、永遠に語り継ぎ、転生するために止めおかなければなりません」と、力を込めていました。

 番組の中での「魂を留め置いた思い」の発言をどうぞご覧ください。

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石塚 博久(いしづか ひろひさ)

東京都足立区生まれ


 1986年、日本経済新聞社入社。大阪本社証券部、名古屋支社(愛知県警、名古屋市役所担当)を経て、90年から東京本社政治部。官邸クラブ(海部政権)、野党クラブ(社会党土井委員長、田辺委員長)、平河クラブ(自民党竹下派担当、92年竹下派分裂など)等を担当。

  1996年TBS入社。政治部で新進党クラブ、平河クラブ(自民党橋本派担当)、外務省(田中真紀子外務大臣)等を担当。その後「筑紫哲也NEWS23」ディレクター、デスクを経て、「時事放談」を制作プロデューサーとして立ち上げ。現在、TBS報道局政治担当解説委員。

著作:「官僚」(共著)新聞協会賞受賞

この番組はCS放送「TBS NEWS」で放送しています。
再放送:3月29日(金)23:00/3月30日(土)9:30/3月31日(日)0:30