今週の一筆
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11月18日の放送

配偶者控除 女性活躍のためにも2〜3年掛けてじっくりやります!

公明党 斉藤鉄夫 幹事長代行

対談を終えて

 今回のゲストは公明党幹事長代行の斉藤鉄夫さん。まずはトランプ氏の当選の話から。

 「それはびっくりしましたよ。皆さんそうじゃないですか? でも安倍・トランプ会談が素早くできて良かったですね。なんと言っても経済・安保、日米が基軸ですから」

 でもトランプさん、選挙期間中いろいろな発言。元環境相の斉藤さんとしては「パリ協定破棄」は大きな問題では? 「もちろん! 『京都議定書』の時はアメリカが途中で退いてしまい、実効性が上がらなかった。今回の『パリ協定』は、ある意味オバマ大統領のリードでできた。地球温暖化防止は我々の命・暮らしを守ること。だから世界で二番目の排出国アメリカ抜きではできないんです。我が党の岡本三成衆院議員は昔、ゴールドマンサックスの重役としてトランプ財団と取引をしていまして、彼曰く『トランプさんは、よ〜く人の話を聞いてキチンとした論理的な結論を出す人』だそうですから、世界のリーダーとして、冷静な判断をしてほしいですね」

 党税調会長でもある斉藤さん、まもなく来年度の税制改正大綱作りにとりかかるとか。
 「来週からいよいよ公式にスタートしますが、もう準備の議論は始めています。安倍政権ができて4年。まず取り組んだのが法人税改革。国際競争力を高めるために、30%台から29.数%まで下げました。その次は資産課税。相続税ですね。極端に言えば人間、生まれたときは、皆同じゼロからのスタートであるべきだということです。そして去年は消費税。2年半先延ばしにはなりましたが、この改革はキチンとやりました。残っているのが所得税改革。非常に身近で皆に関係のある税ですから、皆さんの理解を得ながらやらないと。それに、40年以上前の『シャウプ税制』以来の改革ですから、2〜3年かけてじっくりとやっていこうということになっています」

 話題になった配偶者控除は? 「女性の活躍推進を考える上で、大きく分けて二つの視点があります。一つは自分が働こうと思ったときに、こうすれば税制上有利だから、というような影響を与えない中立的な税制であること。もう一つは、働きにくくする税制を変えること。103万円の壁、なんて言われてますね。すでに政府税調で2年にわたって有識者が議論をしてきました。A案は配偶者控除そのものの廃止。B案は通称『夫婦控除』。奥さんが働いているかいないかにかかわらず、一定の控除をしようというもの。ただこれはその点では中立ですが、結婚している人、していない人で不公平が出てしまう。C案は所得控除という形で今までやってきましたが、これを税額控除にしようというもの。そして最近出てきた案が配偶者控除を拡充して就労規制部分を緩和しようというもの。働き方改革もやりますので、それに見合うように、これらの案の中から段階的に選ぶかもしれませんし、国民の皆さんの理解も得ながら、改革を2〜3年かけてじっくりやって行きます」

 斉藤さんは党選対委員長。今は何を? 「解散総選挙の声も下火になりましたが、でも『常在戦場だから常に準備を!』というのが私の仕事です。野党共闘もある中で、自由と民主主義が基本の価値観を共有する保守中道の政権を目指して、自公が一緒になって戦うことを自民の古屋選対委員長と連絡を取り合ってやっています」

 連立はこのまま続く? 「自公体制が強固になったのは野党時代。連立野党なんてふつう無いでしょ? それを両党の幹事長・国対委員長・政調会長が毎週集まって侃々諤々の議論をしましたよ。これからもがっちり一緒に頑張っていきます!」

 趣味は? と聞いたら「水泳! 昔、議員会館に防火水槽がありました。プールだ、贅沢だとマスコミにはたたかれましたが、『泳ぐ国会議員の会』を作って辻元清美さんなんかと良く泳ぎましたよ、『国会最終日に泳ぐ会』という名前で競技会をしましてね、25メートル自由形で優勝しました!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:11月18日(金)23:00/11月19日(土)9:30/11月20日(日)0:30