今週の一筆
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02月12日の放送

総理大臣補佐官 こんなことをやっています!

柴山昌彦 総理大臣補佐官

対談を終えて

 今回のゲストは、総理大臣補佐官の柴山昌彦さん。まずは、補佐官とは? という話から。

 「国会議員が3人、役所から2人、補佐官になっています。議員は衆議院から河井克行さんと私、参議院から衛藤晟一さんで、私の担当は国家安全保障と選挙制度です」

 毎日どんなふうに動いているのか聞いた。
 「党の会議等の状況を総理に報告したり、逆に総理の指示で調査したり、党の役員の人と打ち合わせをしたり、連絡調整をやっています。例えば今回の北朝鮮のミサイル発射。過去の発射状況を調べたり、北朝鮮が国際機関に発射予告をしたらすぐに中国の北朝鮮大使館を通じてやめてくれとの申し入れをしたり、あるいは私もメンバーですから、NSC(国家安全保障会議)に出てどう対応するべきか考えたり、総理の許可を得て質問もします。もちろん党の国防部会等の議論を総理の耳に入れたりもしています」

 水爆と言われている核実験の後、米中間の制裁決議が進んでいない現在、日本は単独制裁を行うのかと聞いたら、「今回のミサイルは日本の上空を通過したんですから、我が国としては危機が増大したわけです。国際社会を大きく動かすためにも日本が独自制裁をすみやかにするのは当然とNSCでも決定しましたし、総理の指示もありました。いつ、どんな内容で? というのはまだ決まってはいませんが。それにしても安保法制が通過したこと、大きいですね。同じ価値観を持つ日米韓の共同対処が明らかになりましたから。

 選挙制度も担当。これも収録日当日大きく動いた。「野田前総理(民主党)と、当時野党だった自民党の安倍総裁がTVの前の党首討論で、定数削減を言って解散をしたという経緯があります。なかなか各党の意見がまとまらないので、衆院議長の下で第三者委員会ができ、先日、一票の格差是正と定数削減10という答申が出されました。しかし前回、一昨年暮れの総選挙の前に0増5減を決めた時も大変だったし、参院の選挙制度改革での合区を決めた時も調整が大変でした。今回も同じで、細田さんが定数削減はせず、区割り調整だけで1票の格差解消、という案をまた出されました。もちろん野党は反対。総理も国会で『答申を尊重する』と。そこで私も党内の様々な意見を総理に申し上げに行きました。その日の午後、総理が幹事長や細田さんを呼んで協議なさった。そして『マニフェスト等にもあるように、これから大きな歳出改革をするのに、自ら身を切る改革を見せなければ国会審議は持たない』と総理が判断された。それを受けて党内のヒラバでこの問題の討議が行われましたけど、格差是正と同時に、定数削減も10年ごとの国勢調査で見直しというのがありますので、つまり0のつく年・2020年の国勢調査に従って削減すると付記する、という方向でまとまったようです」

 前党財務金融部会長だった柴山さん、今回のマイナス金利については「デフレ脱却の意志を明確にすると言う意味でなかなか着眼点の良い政策だと思う」と評価した上で、「その後、株価が大幅に下がったりしているが、総理が再三おっしゃっているように、日本経済の基調がしっかりしているから、円が買われ、日本国債が買われているんです。短期的にはいろいろありますが、長期的には一定の効果が発揮されると思っています」

 W選挙はあると思うか? と聞いたら「総理補佐官ですから『総理の専権事項』としか答えられません! でも今年は、参議院選挙はありますから、安定、経済を中心とした成長、働き方改革とか賃金の引き上げとか訴えていきたいですね!」

 補佐官になってさらに忙しくなった柴山さん、時間があったら「ただ、寝たい!」。朝型なので、目が覚めたらまず、仕事のチェックとSNS・メールのチェック。それからお嬢さんとちょっとだけ遊ぶ毎日だという。時間があれば駅立ちもするが、それもままならないとか。

 「そういえば、この間、久しぶりにカラオケに一緒に行ったよなあ!?」と秘書官とニッコリ。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:2月12日(金)23:00/2月13日(土)9:30/2月14日(日)0:30