今週の一筆
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11月13日の放送

安倍・朴、歴史を背負った二人でないと日韓問題は永久に解決できない!

自民党 河村建夫 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは、衆院予算委員長の河村建夫さん。日韓議連幹事長・日韓親善協会中央会会長ということで、まずは3年半ぶりに開かれた日韓首脳会談について。

 「1965年の基本条約締結から今年で50年。せっかく良い関係ができていたのに、慰安婦問題が起きて状況が変わった。宮沢首相のお詫び、河野談話、村山談話そしてアジア女性基金の設立、と日本は一生懸命対応してきた。しかし、李明博大統領に野田首相が『条約締結で解決済みという原点に戻ろう』と一蹴したことで、その後3年半首脳会談ができなかった。朴大統領はその空気を受けての就任だった上、自分の身の置き方もある。安倍首相は『まずは無条件に会いましょう』と言い続けてきたが、できなかった。ただ、今年は条約締結50年、安倍さんは、安保改正をやり遂げて池田さんに経済へのシフトを託した岸さんの孫、朴槿惠さんは、世論の大反対を押し切って日本政府からの資金まで導入して国を立て直した朴大統領のお嬢さんだから、今のこの二人の政治決断で妥結させないと、この問題は永久に解決しないと思いますよ。直接交渉する局長さんたちだって、これでやっとトップの意向がはっきりしたわけですから、やり易くなりますよね」

 「交渉の加速」は決まったが具体的には? と聞くと「1つは、アジア女性基金のようなもの。基金そのものは挺対協の反対活動などもあって、2007年に解散したけど、実はその後も政府も出資して、ずっとフォローアップをしているんですよね。安倍総理も最近初めてそれを知ったと言うんです。これを拡充するという方法もありますよね。もうひとつ、首相からのお詫びの手紙。基金をスタートさせた時から、橋本・小渕・森・小泉と歴代手紙を出してきている。これもほとんど知られて無くて、私も最近その内容を初めて知りました。ま、あんまり、やった!やった! と言うべき事でもない、という気持ちが政府側にもあったとは思いますが・・・。政府側としてはこれ以上何をやるんだ? という気持ちもあるでしょうが、慰安婦の方はもうご高齢で50人を切っています。それもあって朴さんは早く解決を、と思われたのかもしれません。ただ、事実は事実で、あったと認めた上で、これで最後、次世代にはこの問題を残さない、と両国が確認しなければね。慰安婦像? 僕らの感情からすれば、本当にあれが慰安婦の皆さんの気持ちを思いやったものなのか、と思いますが、でもあれも当然どうにかしてくれ、という要求は日本側は条件として出しているでしょうね。ともあれ、額賀会長と共にこれからも日韓をつなぐために汗をかきますよ」

 通常国会からは議院運営委員長に就任する河村さん、目下は予算委委員長と掛け持ちで準備をしているそうだ。「TPP等々、大変な国会になると覚悟してます。圧倒的な数の与党かもしれませんが、それだけに上手に、丁寧に議会運営をやっていきたいと思っています。議長との連携も大事ですね」

 来年の目標は? と聞いたら「来年7月の参院選は大きな節目だと思います。それから、日韓・日中・日ロ関係がうまくいくように。もちろん、600兆円(GDP目標)をどう作っていくか、一億総活躍時代を作る元年にしたいですね」

 時間があったら集めた切手の整理(切手少年だったとのこと)と、卓球を再開したいとのこと。「中学からやっていて、県大会に出るなど結構強かったんですよ! 国会卓球議員連盟会長や全日本卓球協会の副会長もやってます。議員会館の地下にも卓球台ありますが、中国大使館には3台も卓球台があるんです。昔、対抗戦をやったこともありますので、またやろうと程永華大使と話してるんですよ!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:11月13日(金)23:00/11月14日(土)9:30/11月15日(日)0:30