今週の一筆
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04月17日の放送

我々、必死にブレーキかけてるけど、後ろに誰もいないのは困ったこと!

公明党 漆原良夫 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは公明党の中央幹事会会長の漆原良夫さん。長い間の国対委員長から現在は党中央幹事会会長の要職に。

 「党の最終的政策決定や公認決定するところで、自民党で言えば総務会長みたいなものですね。だから隔週に一回、二階さんと朝ごはんを食べてますよ。何かあってからではなく、何かある前にとことん話をしておくことが大事だと2人とも思ってますから」

 大島予算委員長が「悪代官」で、ボクら2人は出身地から「越後屋」「紀伊國屋」と言われてるんですよ、と笑う漆原さん、一方では「政治は理と情」、その情の部分の文化が薄れ、TVに出て息巻いたり相手をやっつけたりだけが評価される。それでは信頼関係は生まれないと嘆く。

 連休明けには安保関連法案が決定され、目下、それに向けて与党協議の真っ最中だが、漆原さんは、なぜ変えなければならないのか、どこを変えるのか、どこまで変えてどこを変えないのか、国民に十分な説明が必要だと力説する。

 「海外派遣は国際的な正当性があるのか、文民統制−国民に理解されているかどうか、派遣された隊員の安全性が確保されるかどうかをしっかり議論しないと、と今言っています」

 「それから、『他に適当な手段がない場合』ということをきちんと書き込むように求めています。これはなんとかなりそうです。また、例外なき国会承認。自民党は閉会中や解散の場合はどうするのか、と言ってますが、特措法の時でも基本法を作るのに1か月近くかけてます。直接武力攻撃されているわけではないんだから、今日・明日で行動しなくちゃならんというものではないでしょう? ホルムズ海峡の機雷除去?地球的規模で自衛隊を動かすのですか? そこが一番の焦点です。とにかく、公明党は平和の党ですから国民に十分説明することなく決断してはいけないと思っています」

 憲法についても、北側副代表の「憲法改正の発議は国会だから、行政府の長の総理が個々のことに対して発言するのはいかがなものか」という発言はそのとおりだと思うし、一方、「押しつけ憲法」であるかどうかという考え方の違いがあるから審議しない、という民主党に対しては、この70年、現憲法の下で平和国家・福祉国家となり、当然環境の変化もあったのだから、そんな神学論争はやめて審議に応ずるべきだとも。

 「それにしても、安保にしろ、憲法にしろ、自民党に歯止めをかけようと与党の中でのやりあいやってて、後ろを見ると誰もいない! 民主の中でも『もっとやれ!もっと行け!』と言う人いるし、維新は全部『もっとやれ!』。我々、必死にブレーキかけてるけど、本来これは困ったこと。もっと民主がしっかりしてもらわないと。早く党内をまとめて、案を出して、国民の信頼を回復してほしい。格差、と言うだけでなくきちんとした経済成長策も出してほしいですね」

 趣味は?と伺ったら、「弁護士時代に遊んだから何でも好きだし、やりたいことが沢山! そうだねえ、今は城めぐりをしたいなあ。地元の北信越はずいぶんまわったけど、今、行きたいのは『荒城の月』の岡城。街がいいんですよね。石垣と桜、石垣と紅葉! 似合うんだよね〜」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:4月17日(金)23:00/4月18日(土)9:30/4月19日(日)0:30