今週の一筆
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04月10日の放送

安保法制議論、民主党はバランスのとれた党だと皆さんに知ってほしい!

民主党 後藤祐一 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは民主党の後藤祐一さん。統一地方選真っ最中で、地元神奈川での応援に駆け回る毎日だが、それにしても無投票のところが多いのが気になると言う。

 「22%も無投票!私、倫選特の委員をやっているんでいくつか提案しているんです。例えば、今は告示日の日が立候補届け出の日。これを2週間ほど前倒しすれば、告示の時には無投票区が判明、そうすれば街宣車やポスターや掲示板を無投票区では作らなくてすむ。経済的に大きなメリットですよね。それから投票率の低下の問題。これも公選法に8時半投票開始、となっている。これを通勤客などのために、例えば7時スタート、というように自治体が決められるように改正する。それだけでも少しはアップするんじゃないですか? 総務省でも検討会の中間報告でこの案を出してますから、これこそ超党派で成立させたいですね。

 前半国会で「政治とカネ−補助金問題」を鋭く追及、西川農水大臣を辞任に追い込んだ後藤さん、維新や共産は企業献金全面禁止法案を出したが、民主党は と尋ねると「もちろん追及した以上、法案は出します。以前にもその方向でまとめたこともありますし。ただ、今、野党ですから自民の反対で全面禁止法案は通らないでしょう。とすると、言った以上は実行しなければなりませんから、自らの手足を縛ってしまうことになる。だからまず、あいまいな部分を直す。例えば補助金をもらった企業は全部献金禁止。知らなかったらOKなどというところは削除等々、ルールを明確化した法案をまず出します」

 安保法制への対応についても聞いた。「皆さん、この件に関して民主党はバラバラでまとまらないだろう、とおっしゃいますが、『安全保障総合調査会』を作って精力的に議論、いくつかもう結論を出しています。例えば駆けつけ警護は認めました。逆に周辺事態法から『周辺』の概念を取り払うのは反対です。マラッカ海峡まで行って武力行使をするんでしょうか? 恒久法も反対をすでに決めています。これまで後方支援はイラクとアフガンでしかやっていません。特別措置法をそのたびに作り国会で議論してきましたし、これからも特措法を作るのは否定しません。でもその個々のケースで全く状況が違う可能性があるのに、それを全部恒久法に書き込むんでしょうか? 無理ですよね。歯止めはどうなるんでしょうか。だから反対します。スピード感それにシームレスに対応するために、と与党はおっしゃいますが、現状で大切なのは尖閣周辺事態。いざというとき海上保安庁と自衛隊をどうつなぐか、この点に関してはまもなく領域警備法案を提出します。安倍首相 が主張していらっしゃる機雷除去。石油のために遠くまで行っての武力行使、太平洋戦争の経緯とかぶります。でも、ある時点から具体論ではなく抽象的な議論になってきた。だから安保関連法案が出てきたら、我々もそれに対してきちっとわかりやすい対案を出し、国会論戦を通じて国民の方に、民主党はバランスのとれた党だと理解してもらいたいと思っています」

 細野豪志さんのグループ「自誓会」に入ってもう一年。代表選では残念な結果だったが、それでも情報共有でさらに深い活動ができるようになったと言う後藤さん、今後は安保法制や憲法といった、とかく党内対立の起こりやすい問題に関して、与党とキチンと議論ができるような、「まとめる」環境作りに汗をかきたいとのこと。

 時間があったらやりたいことは?と尋ねたら「子どもとキャッチボールをしたいなあ!夕食は一緒の時も多いんだけど、土日は地元廻りもあるので、ほとんど昼間が使えないから。キャンプにも行きたいなあ。中学1年まで山梨にいたんで、アウトドア派なんですよ!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:4月10日(金)23:00/4月11日(土)9:30/4月12日(日)0:30