今週の一筆
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03月27日の放送

先に身を切る改革をしないと国民にお願いはできない!

維新の党 柿沢未途 政調会長

対談を終えて

 今回のゲストは維新の党政調会長の柿沢未途さん。前半国会は「政治とカネ」で明け暮れてしまった感があるが、とたずねたら「もちろん、政治とカネの問題は大切です。細川政権の時に政党助成金導入の代わりに企業団体献金の廃止をしたんですが、政党支部なら良いと抜け道を作ってしまい、この20年間ズルズルと続けてきた。私達は選挙で言ってきたことは実行する政党として、いち早く政治・団体献金廃止の議員立法を2月に出しました。文書交通費や政務調査費の領収書のネット公開も始めましたし。ただ、私達は対立型野党として、きちんと政策議論をしていきます。今回も予算の組み換え動議を提出しました」

 国民にお願いをするなら、まず自分の身を切る改革をと、国会議員の定数・給与削減や国・地方の公務員給与削減などで1兆6300億円、行政改革・無駄の削減などで計2兆1650億円、地方創生予算の振り替えなどで7225億円と、組み換えで総額約4.5兆円の新たな財源が捻出できるという。

 「それをまず国債発行を減らすために使います。利息払いだけで大変で、これは子孫に付けを回していることなんですよね。それから消費税アップの延期でカットされた低年金者への給付金を復活したり、介護報酬の引き下げ中止などにあてます。さらに今の地方創生は相変わらず上から目線のバラマキ。これを新しい形の地方交付金にして2兆円を地方にまわす。中心は子育て支援、バウチャー制度を使って確実に子育てに使われるようにします」

 柿沢政調会長を中心に今回の統一地方選のマニフェストをまとめたが、身を切る改革と同様に統治機構を変える=大阪都構想を強く訴えていくという。

 「これは維新の党の存亡・浮沈をかけたテーマ。5月17日の住民投票に向けて党をあげて戦います!もちろん効率化の面もありますが、一番大切なことは国から言われたのではなくて、地域の発意で地域自身が実行するということ。何も同じことを他の地域でやれと言っているわけではありません。私達は突破口です。だから、ぜひ成功させたいんです」

 後半国会の議論の中心は安保法制だが、柿沢さんは次のように言う。「集団的自衛権はもともと大国が小国に軍事介入するときの理由付けのためのもの。安倍さんの閣議決定は公明の意見もあって、結局『自分の国を守るために』、必要な程度で、集団的自衛権に踏み込んでいくという限定容認。個別的自衛権の論理で集団的自衛権に踏み込もうというもの。今後はこれにどう歯止めをかけるかということ。もうひとつ、集団安全保障の問題。国連決議があって多国籍軍などができ、これの後方支援をする。ただそうなると当然攻撃されるリスク、応撃しなければならないリスクが大きくなる。しかし、安倍総理も閣僚もそのリスクを言わない。『世界の平和に貢献すべきだ。しかしそのために血を流すことも覚悟しなければならない』と国民にキチンと説明すべきだ。その覚悟を示してから議論をしないと」

 統一地方選での勝利が国政への新たな展開につながるという柿沢さん。趣味は競馬で、クイズで競馬予想のチャンピオンになったことも!「一つには馬の造形美、美しいですよね!もう一つは予想通りの結果が出た喜び。馬は自分の口で言い訳しないから、勝ち負けの理由付けがいかようにもできる。勝手な妄想が許されるのって楽しいですよね!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:3月27日(金)23:00/3月28日(土)9:30/3月29日(日)0:30