今週の一筆
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02月20日の放送

これからも行政のでたらめを追及します!

自民党 河野太郎 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは自民党行革推進本部長の河野太郎さん。施政方針演説でも真っ先に取り上げられた農協改革の話から。

 「改革をすれば即、農業収入が増える、という話ではないんです。アベノミクスは上から降ってくるものではない。今までと同じことをやって所得が増えるなんて商売はないんです。より汗をかき、より知恵を出し、よりリスクをとってやろうとしたことを成し遂げる。その環境整備をした、というのが今回の農協改革です。一つは農水省が予算を取るための理由にしてきたばかげた食糧自給率は廃止する。もう一つは農協組織の改革です。個々の農家が集まって地域農協を作り、その上に県農協や全農や農林中金。そしてトップにJA全中があるというピラミッド型の組織です。ところが、間が離れ過ぎていて農家の実情が届かないから、農協がいろんなことをしようとしても『やめとけ』とか『足並みをそろえろ』と言われる。農産物を農家から買って右から左へ売って手数料をとるだけだから、付加価値を付けて高く売って農家の売値を上げてやろう、なんて考えていない。しかも、農協法で地域農協に対する監査・指導権を持っている。農林中金だって200億円の預金を持つ金融機関、おまけに今や農家でない組合員の方が多い。だから、一般社団法人化して、監査・指導権を廃止して、外部の公認会計士の監査にする。それに指導・コンサルも外の風を入れないと、新しいやり方は生まれてきませんよね。それぞれの農家や農協が自分の考えでいろいろなことができるようになる、チャンスが広がる、というのが今回の改革で、これでいろんな人が入ってくるといいですね」

 もう一つ、パブコメ調査について聞いた。「私は行革推進本部長のほかに、衆院決算行政監視委の筆頭理事も務めているんです。ここに、『個別の返事はしませんが、行政について意見があったらお寄せください』というシステムがあるんです。そこに『パブコメに応じた。省令は改正されたが、パブコメの結果がどうなったのか発表がない』という指摘。実は行政手続き法で、結果発表は省令改正までにと決まっているんです。だからあきらかに法律違反。それで調査してみたら、去年暮れまでの3年間で37省庁・2546件のうち、なんと4分の1の654件が結果公示遅れでした。そのほか公表が1年以上遅れたのや、公表していないのまでありました。これではパブコメがガス抜きやアリバイ証明だといわれても仕方がありません。で、今、総務省の行政管理局と相談して、同時公表にする。それをしなかったものは人事評価に反映させる。さらに内容がきちんと反映されているか、政務3役にチェックさせる等を決めようと思っています」

 「そのほかにも行革推進本部では、無駄撲滅・財政再建の一助にもと各省庁がやっている5000の事業についてレビューシートに数値目標などを記入してもらっています。記入がなければ予算を切ります!と言ってますし、今後は無駄な予算を切るだけでなく、効果のない予算を切ることも始めています」

 まだまだやることがたくさんあって忙しい、という河野さん。でも地元・湘南ベルマーレがJ1に昇格したとあってそちらの行方も気になるところ。「お金が足りないので、一生懸命お金を集めて、選手を強化して、アジアチャンピオンになりたいですね!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:2月20日(金)23:00/2月21日(土)9:30/2月22日(日)0:30