今週の一筆
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11月14日の放送

解散? 政治の緊張感を保つために野党結集を!

民主党 渡辺周 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは民主党の渡辺周さん。
 「まさに解散前夜って感じになりましたよね。重要法案はどうなっちゃったんでしょうかね」

 党のNC総務大臣・地方再生総合調査会長、衆議院地方創生特別委の理事だけに、解散話を憤る。

 「地方創生って、安倍内閣の目玉政策のはずでしょ。それが衆議院を通過して、これから参議院で審議をしよう、というところに解散話がわき上がって、与党が浮き足立っている。我々だって地方主権を大事にしてきて、私が総務副大臣の時は原口大臣と一緒に「緑の分権改革」を通した。それならなぜ今回の法案に反対するか、ですか? 今回の与党の地方創生関連法案は私たちとスタンスが違う。国から目線。たとえば国の役人の地方派遣。これでは地方に枠をはめたことになり、自由度がない。いくらいい人が来ても、地元はその人の顔色をうかがうだろうし、それでは昔の陳情合戦と同じことになる。私が県議時代に東京の大学に頼んで大学生に地元に来てもらい、町を観てもらったら、本当に良い指摘をたくさんしてくれた。地方の人に東京に研修に行ってもらってノウハウや人脈を作ってもらう、というのもあると思うんです。それから一括交付金。民主党政権時代にこの法律を作って実行したが、自民党が廃止してしまった。首長さんたちからは自分たちで優先順位が付けられる、と好評だったのに。石破さんだって、これに似たものを作りたいと言っていたのに、いざ法律となったら書き込んでいない。それから、具体策なんて何にも書き込んでいないでしょ。だから野党4党で対案をまとまめて出したんですよ。そしてこれから議論を深めようと思っていたのに・・・」

 今回、国会の中での野党共闘がうまくいっているが、それが解散になったら、選挙協力までいくのかどうかを聞いた。

 「私たち、政権から離れて2年。皆さんにとってはいろいろな思いあるだろうけれど、反省すべきは反省するが、でも今の状況を考えると、野党勢力が結集しないと緊張感のある政治にならない。皆さんに消費税増税を3党合意で決めた民主と、凍結法案を出した維新と一緒になれるのか、といわれるが、私たちは増税したお金を社会補償費にきちんと使っているかが問題。目的税にすべきと言ったくらいだが、実情は介護保険の要支援が財源無しに地方自治体にゆだねられたり、会計検査院が指摘したように相変わらず天下り公益法人のところにお金が回っている。この無駄を省くというところは同じ。『あげない方が選挙に有利』という考え方はとらないで訴えていく。選挙区調整?実は解散まで時間がない、ということはワーッと結集もできる。だから選挙区調整はできると思ってますよ!」

 時間があったらしたいことは?と渡辺さんにうかがったら「離島巡り!総務副大臣時代にもあちこち行きましたが、たとえば沖縄と鹿児島の間のトカラ列島。皆さんがどうやってコミュニティを作っているのか知りたいんですよ。日本の秘境と言われているところをまわってみたいですね」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:11月14日(金)23:00/11月15日(土)9:30/11月16日(日)0:30