今週の一筆
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11月07日の放送

地方創生、今回失敗すると日本が沈没する!

自民党 河村建夫 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは、自民党地方創生実行統合本部長の河村建夫さん。つい先日も徳之島に視察に行くなど地方を飛び回っていらっしゃるせいか、お風邪でちょっとつらそうな中でのTV出演。

 「古くは日本列島改造論、田園都市構想、それから竹下さんのふるさと創生、我々はいろいろやってきた。だから今更と言われるかもしれないが、その頃と状況が全く違う。2008年から人口減少時代に入っている上に、日本創成会議の増田寛也さんが2040年までに半数の市町村が消滅するというショッキングなレポートを出した。アベノミクスも残念ながら地方には届いていない。今回、これが失敗すると日本は沈没する。だから地方創生を安倍内閣の看板政策にしたわけです。バラマキ?いや、今回は民間も含めた地方と一緒に、お互いに知恵比べをして実行していく方向です」

 昨日(11月6日)、地方創生関連の2法案が衆議院を通過、また政府の「まち・ひと・しごと創生本部」も有識者会議に具体案を提示、党としても11月末までに提言をまとめるとのこと。

 「たとえば『子育て世代包括支援センター』の整備。徳之島の伊仙町は出生率が2.8と全国一高い。町中あげて子どもを育てているんですよね。逆に一極集中の東京の出生率は低い。若い人たちは子どもをほしがっているんですから、子育て環境を作るために男性の協力や雇用促進など、知恵をしぼらなきゃ。「子どもは宝」というソフトにお金を付けることも大事ですよね。財源移譲?今、知事会からは特別交付金を創設してほしいという声がたくさん来ています。民主党が作った一括交付金、あれは廃止されましたけど、沖縄にはまだある。いいことはどんどんやらなければ。党として要求していきたいと思っています。道州制?党としても検討していますが、市長会、町村会が反対なんですね。また合併を言われるんじゃないかって。それに、支援センターなんて身近にあったほうがいい、という要求があるんですよね。とにかく早く具体策を決めて実行しないと」

 日韓議連幹事長として、先日パク・クネ大統領と会談、日韓関係改善に心を砕く。「来年は日韓50年だし、隣の国とは仲良くしなきゃ。ただ、前大統領の竹島上陸あたりから様子が変わり、韓国の憲法裁判所が『慰安婦問題は政府の不作為。もっと日本に強く当たれ』という判決を出してぎくしゃく。歩み寄りをしてほしいのだが、パク大統領は『事務方で相当協議をしてから』、安倍総理は『まず会ってじっくり話を』、だから考え方にすれ違いがある。ここの環境整備をどうするかが我々の仕事。APECをはじめ3度もチャンスがあるのだから、今年中に日韓首脳会談をやってほしい。日中首脳会談ができれば、流れができるかもしれない」

 前選挙対策委員長なので、今、わき起こっている解散話について最後に聞いた。「あれは3分の1を占める1年生議員にしっかり地元の声を聞け、ということでは? 一般的には、来年の総裁選の前後がひとつのメド。総理の専権事項ですが、私は今はそのタイミングではないと思っています」

 趣味は?とうかがったら、「卓球と切手収集」という答えが返ってきた。「返還前の沖縄の子と文通して琉球切手をもらいましたよ。今でも、外遊に行くと必ず郵便局に寄って手紙を出すようにしてるんですよ!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:11月7日(金)23:00/11月8日(土)9:30/11月9日(日)0:30