今週の一筆
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10月24日の放送

日本の稼ぐ力 取り戻すのが私の仕事!

自民党 三宅伸吾 参議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは、元日経新聞編集委員で経済法制ジャーナリストの自民党・三宅伸吾さん。一度は評論の道に進もうと「Googleの脳みそ」という本を書いたが、やはり政治家への道はあきらめられないと、去年の参院選で初当選。

 面白いタイトルですね、と聞いたら「Googleの創業者のモットーは『許可を取るより謝る方が楽だ』。つまり、新規事業というのは往々にして法律的にはグレーゾーンのことが多い。日本だったらまず役所にお伺いをたてて、時間がかかったり、あげくの果ては前例がないといわれて不許可。それでは新しいことは何もできない。Googleの検索サービスだって、同時期にNTTもやり始めていた。でもこの脳みそ=マインドの違いで、いまやGoogleは世界をリードする大企業! 日本再興戦略にはこれが必要なんですよ!」

 アベノミクスについては、全体的には「異次元の」の多様な実行で評価。ただ、第三の矢は結果が出るのは時間がかかるものばかりなので、期待値を保つためにも規制緩和等、隙間無く手を打つ必要があるが、それがいまひとつだと思うとのこと。

 「あともう一つ、外国人に20万人くらい移住してもらって、働き、家庭を持ち、納税してもらうことをそろそろ真剣に考えるべきだと思うんです。日本は昔から渡来人で飛躍してきたんですから」

 法人税の引き下げにも一年生ながら発言を続けてきたという。「日本を維持するためには、雇用・メシの種を作ることが必要。日本の法人税の高さは世界で2番目。これでは企業が海外に出ていってしまうし、新規参入もない。かえって税収全体は下がってしまう。だから、議論を盛り上げて、最後は安倍首相に『数年後には20%台に引き下げる』と言ってもらった。今、税調が活動を再開し代替財源の議論が始まっているが、甘利大臣のおっしゃるように、このところの税収の上振れを充ててもいいし、租税特別措置法関連で利益を雇用や給料にまわした企業には税率を下げるとか、インセンティヴをつけなければ」

 消費税上げについては「そもそも、デフレ脱却と消費税上げはアクセルとブレーキの矛盾する政策。両方やれればベストだが、今は世界的にも経済状況の悪化。その中でどうするか。1年か1年半の先延ばし、または法律通り決行して、その代わり5兆〜6兆円の補正予算を組むか。すべては総理の決断次第。でも、先送りだったら法律を変えなければならないから、それを理由に年明けの解散もあり得ると思うなあ」

 今後は、地盤固めと同時に「日本が稼ぐ力を取り戻すために」自分の持っている人脈、経歴、エネルギーを使って政策に取り組みたいと言う三宅さん、趣味は?と聞いたら、即「カラオケと赤ワイン!」と返ってきた。日経編集委員時代に企業や弁護士達のワイン好きに教わったという。「ボルドーが好きですね。渋くて、深みがあって・・・そして甘いんです!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:10月24日(金)23:00/10月25日(土)9:30/10月26日(日)0:30