今週の一筆
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09月12日の放送

軽減税率は暮れの争点の一つ

公明党 石井啓一 政調会長

対談を終えて

 今回のゲストは公明党政調会長の石井啓一さん。連立与党として安倍改造内閣についてまず聞いてみた。

 「『実行実現内閣』、実力のある方々ばかりで仕事のできる内閣ですよね。太田大臣の留任も、前回総選挙の時に公明党は『防災・減災ニューディール』を打ち出しましたし、本人も京大の耐震工学出身、あの広島の豪雨災害対策考えますと当然だと思います。3役ですか?谷垣幹事長には財務大臣の時に副大臣として仕えましたし、山口代表は野党時代、党首同士として連携、何より司法修習生の同期なんですよね。相方の稲田政調会長ですか?期は若いんですけど、大臣時代、行革・公務員制度改革をまとめ上げた実力ある人。きちんと議論ができると思いますよ」評価は高い。

 今回公明党は防衛大臣政務官に1回生の石川博崇参議院議員を推した。「彼は外務省でアラビア語の専門家。シリアやサマワにも通算7年間いたし、帰ってから総理の通訳も務めていた。公明党としては、山口代表が細川政権の政務次官を務めたが、今は防衛省とのパイプが細いし、安保法制の問題もあるので、お願いして防衛省担当にしてもらった。期待してますよ」。日中関係についても谷垣さん・二階さん登用は中国に対してあるメッセ−ジになったと言う。「制度が違いますし、ある意味おつきあいするのは難しい国ではありますけど、隣国というのは未来永劫変わらないわけですから、対話交流は必要ですよね」

 しかし課題山積、政調会長としてどう対応するのか。まずは消費税を10%にあげる是非。「高齢化・少子化時代の社会保障を支えるために、民主党政権の時に民・自・公で3党合意をしたわけです。だから、予定通り上げることがベスト。ただし、成長戦略の効果はこれから。来年度予算・法案が実現し、実行できてからです。7〜9月期の数値ももう一つでしょう。だから決断は大変だと思います。軽減税率?これも今議論の真っ最中。ヒアリングでは半々でしたけど、国民世論は8割近くが導入賛成。いつ導入するかの問題も。年末の税調では最大の争点になるでしょうけど、我々は粛々と要求していきます」

 地方創生は?「公明党は地方議員も含めて3000人います。首長さんと一緒に議会が自分たちのことを自分たちで考えることが必要。我々のネットワークでサポートしますよ。それから、省庁縦割りではだめ。これが打破できるかどうかですね」

 集団的自衛権に関する安保法制は?「7/1の閣議決定はあくまでも『国と国民を守るため、やむを得ない場合』のみで、現行憲法解釈のすきまを埋めるものなんです。国際法上から観て、集団的自衛権と見なされるかもしれないけれど、他国を守るために、ということは絶対ありません。このことがまだまだ理解されていないのが残念です」

 11月に結党50周年を迎える公明党、この21日に党大会を開くがメインテーマの一つが来年春の統一地方選挙。「来年は地方選初当選から60周年にもあたりますから、全員当選をめざしてがんばります!」

 時間があったらやりたいことは?と聞いたら「そうねえ、ウォーキングと時代小説を読むことかな。池波正太郎や藤沢周平がいいですね。剣客商売の秋山小兵衛、立ち居振る舞いに惹かれますね!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:9月12日(金)23:00/9月13日(土)9:30/9月14日(日)0:30