今週の一筆
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07月11日の放送

強い経済力があってはじめて一流国! だから安倍政権を支える!

自民党 塩崎恭久 政調会長代理

対談を終えて

 今回のゲストは自民党政調会長代理の塩崎恭久さん。安倍内閣の成長戦略、第一の矢の金融や、第二の矢の財政出動は効果がでたが、肝心の第三の矢が今ひとつでは? と聞いたら「いや、第二弾は違います」と、ロンドンエコノミストの表紙を見せてくれた。第三の矢をつがえた安倍首相の立ち姿のキャプションに「ついに日本が変わり始めた!」とある。

 「5月末に新成長戦略や規制緩和、骨太の方針第二弾を出しましたけど、党の日本経済再生本部がその1か月前に『日本再生ビジョン』を提言、その内容が十分反映されています。今回は根本原因を洗い出し、どう改革するかを打ち出しましたから、この『ついに!』となったんでしょうね」

 改革が進まない一番の原因は、労働生産性の低さだと指摘する。「米国が100とすると日本は半分以下。収益が悪ければ当然、給料も悪い。アベノミクスの最大の目標は、日本人の暮らしをもう一度良くするということですから、給料を上げてくれとお願いしている。しかし、企業自身が収益を上げる構造に変えていかなければ、それができない。で、どうするか。大企業に対しては収益をため込まず、コーポレートガバナンスを良くしてくれ、ということ。会社法を改正して社外取締役を義務づけしたり、持ち合い株を減らしたりの方策を取りました。そして、東証のコードとしてこれらをきちんと決め、従ってもらうことになりました。中小企業に関しては、企業を育てるように金融機関を指導する。また、金融機関自身もこのままではじり貧ですから広域的に合併するなどが必要ですね。特に地元密着の地銀も自己改革してもらわなくちゃ。というふうに、いろいろな方策を提言しています」 

 法人税の引き下げとか年金の運用対象の分散とかが話題になっているが、と聞いたら「それはもちろん大切ですが、人口減少の中、雇用をどうするかも大切」と言う。

 「フレキシブルな働き方、雇用の流動性をはかる、それに外国人労働者の問題。人手不足はますます激しくなりますから、女性や高齢者に働いていただく環境整備はもちろんですが、外国人の技能実習生の職種や期限の拡大を今回やりました。それに、案外知られていないのが大学改革。ノーベル賞級の高度人材などは今の大学制度だと来てもらえない。これではイノベーションもできない。これも今回改革のステップを踏み出しました。第二弾として今、国立大学改革を準備中です」

 でも、安倍内閣は集団的自衛権など、別の方向に力を入れているように見えるが、と聞くと塩崎さんは「いや安倍内閣は、経済成長戦略内閣です。強い経済があって初めて一流国なんです。経済が強くあることが全て! 社会保障だって、財政再建だって、経済力の裏付けがないとなんにもできません。だから、経済最優先の安倍内閣を我々は支持しているんです」

 この「日本再生ビジョン」を書き上げるのは大変だったという塩崎さん。暇ができたら何をしたいか尋ねたら、しばらく考えて「ウーン、スキューバダイビングかなあ・・・やったことないけど、免許をとって本格的にチャレンジしたいなあ・・・きれいなものをみたいなあ!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:7月11日(金)23:00/7月12日(土)9:30/7月13日(日)0:30