今週の一筆
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07月04日の放送

法務委員会に入ってよかった!

次世代の党 西田譲 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは、次世代の党の西田譲さん。ちょうど北朝鮮に対する独自制裁の一部解除が発表されたところだったので、まずはその話題から。

 「ウチは旧維新の会の拉致問題対策委員長の中山恭子さんや平沼暫定代表がいらっしゃいますから、すでに5月に『拙速に制裁解除をすべきでない』と申し入れています。北朝鮮の協議会のメンバーをみて解除を決めたようですけど、実は何も獲得していない。だからちょっと違和感を感じますね」

 分党に際しては、自主憲法制定に違和感を持つグループと合併しようとすることはあってはならないと若手が石原代表に進言し、石原代表も耳を傾けてくれた結果だと思う、とのこと。

 「ただ1年半前、維新の会に投票して下さった方には、こういう形で党をなくしてしまい本当に申し訳無く思っています。与党寄り? 確かに集団的自衛権の正常化については支持しますけど、バラマキは反対。内閣に入って閣僚を出すなんてことがない以上、あくまで野党として是々非々で考えます」

 初当選してから法務委員会での1年半、本当に勉強になったという。「希望を出さなかったら、予算も業界団体もない法務委員会に回されたんです。周りは弁護士だとか法律に詳しい方ばかり。どうしようかと思いましたよ。でも、少数政党ですから、週に2回も質問したり、議員立法を出したりでずいぶん勉強しました。自分の発言が50年先に読まれるかもしれないんですから。大きな法律改正もずいぶんありました。ハーグ条約問題での民法改正、会社法改正で社外重役登用の義務づけ、少年法や少年院法の改正等々。それに、つい最近成立した児童ポルノ法改正。条件を付けた上ですが、今回、所持にも罰則をつけたんです。無かったのは日本とロシアだけだったので、世界的にも評価されました。基本的には改正案が多いので、元の基本法を読み込み、その頃と今の背景を知ることが大事。でも、こんなことばかりしていたら次の選挙では確実に落ちますね。地元に帰れないんだから。ただ、県議時代の行政のみとは違って、法の支配や行政における法治主義がいかに大切かわかりましたから、法務委員会に属してよかったな、と思っています」

 集団的自衛権については、今回は解釈の「正常化」が行われたという点では評価するという西田さん。「ただ、日本の安全保障全体を考えると、手が付けられていない事がたくさんある。まず自衛隊法の改正。武力の行使は最小限に、しかし武器使用基準は最大限にして抑止力を高めるのが防衛の基本。一方、警察は治安のために相手の武器に応じてこちらの武器も決まってくる。空自は別にして、自衛隊は警察予備隊から変わったものだから、警察法の範囲内。これを一日も早く防衛の観点から見直すべき。空は領空侵犯でスクランブルをかけられるけど、海や陸は、領海侵犯や領土侵犯されてもそれができない仕組みのまま。これはおかしいでしょう? もし足りないことがあれば、今後、国会でどんどん提言しますよ」

 運動不足解消のため、週に一度テニスを始めたという。「母が昔、国体に出ましてね。僕も自然とラケットを持つようになりました。昔、ピート・サンプラスに憧れて同じラケットを使ってましたっけ。何も考えずに一心にボールを打つ、リフレッシュしますね!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:7月4日(金)23:00/7月5日(土)9:30/7月6日(日)0:30