今週の一筆
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06月27日の放送

脱石油・脱原発で成長する日本を!

結いの党 小池政就 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは結いの党の小池政就さん。水泳で五輪最終選考会までいったというスポーツマン。大学院修士までは文系だったのが、最終的には工学博士号を取得。日本のエネルギー政策に疑問を持ち、これまでとは違ったエネルギーシステムを作りたいと考えたから、とのこと。その流れで、大学で教えることにあきたらず、政界に飛び込んだという。

 「なぜ、みんなの党から? とよく聞かれますけど、高度成長経済の中での人口は増える、税収は伸びる、という時代ではなくなった。しがらみを断ち切って配分を改めるのにはどうするか、みんなの党は企業献金・団体献金廃止、行革などを打ち出している。だからそこから出馬した。ただ、途中で変質して排除の論理で党運営を始めた。このままでは国民に政策の対立軸を示せない、ということで結いの党に参加した」

 NPOから「三つ星議員」として表彰された小池さん、今国会も本会議に5回も登壇したという。「もちろん小さな政党ですから、登壇するチャンスは多くなりますが、でもその一方、しっかり考えないと質問もできない。有り難い反面、大変ですよ」

 大学時代からのテーマ「脱石油・脱原発の新しいエネルギーシステム」を実現すべく電事法改正案の賛成討論も行った。「去年の改正は『広域的運営推進機関』を作って、地域独占だった電力会社にもう少し広い範囲で効率的に融通しあえるようにする、というもの。今月成立した第二弾は、オフィスや家庭も自由に電力会社を選べる、というもの。第三弾は発送電の分離。ただ、自由化の方向は正しいのだが、本来は発送電分離をまずやってから小売りの自由化や電力会社同士の電力の融通をやったほうが自由化がスムーズにいくのに、発送電分離が最後になってしまった。修正案も出しましたけど、今後は本当に発送電分離まで行くのか、しっかりウオッチしていきます。

 原発再稼働の根拠として3.6兆円もの燃料費の高騰が上げられているが、と聞くと「確かに燃料費は高騰しているけれど、それは中東など国際情勢や円安のため等で、それを再稼働に結びつけるのはおかしい。燃料費高騰を抑えるにはいろいろなことが考えられる。例えば、高効率の火力発電所を敷地内に作る。そうすればアセスメントがそんなにいらないから、すぐ建てられる。ガスと火力を組み合わせれば高効率なシステム作れるのだが、電力系統に接続するのに規制が厳しい。だからこれを緩和するとか。さらに消費者側にスマートメーターつけて、電力を見える化して、自分で消費量をコントロール。余った電力は足りない人に売れるような市場を整備する、などいくらでもアイデアは出てくる。エネルギーは国の活動の根幹。こういったシステムを整備してパッケージとして世界に売れれば成長戦略になる!」

 毎日、静岡市から通勤している小池さん。今、やりたいことは? と聞いたら、即「子どもと遊びたい!」 3歳と1歳の男の子だそうだが、いっしょに遊ぶほどの時間はなかなか取れないと言う。「でも昨夜も、駐車場に一緒に出た、というだけで喜ぶんですよね。ほんと、遊びたいなあ!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:6月27日(金)23:00/6月28日(土)9:30/6月29日(日)0:30