今週の一筆
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05月02日の放送

集団的自衛権 議論の順序が逆!

公明党 斉藤鉄夫 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは公明党幹事長代行・税調会長の斉藤鉄夫さん。まずは、この連休明けにも本格化する集団的自衛権問題について。

 「憲法9条は、平和国家として世界に発信してきた日本の在り方、国家の在り方の根本。だから慎重に議論して、国民の大半の理解を得なければ。もちろん日本の安全保障環境が変わったことや、一国平和主義では日本の平和も成り立たないことは認めます。しかし集団的自衛権は持っているけど行使できない、というのが、政府が長い間かけて認めた憲法9条の解釈。環境変化で4項目とか5事例とか例を挙げているが、まずは、それが個別的自衛権や警察権で対応できないのか、そこを議論するのが先。集団的自衛権から、というのは議論の順序が違う。限定的に、といっても歯止めは何?どんどん拡大解釈される恐れがある」

 では、安倍さんが強行したら連立離脱?と尋ねると「いや、それはない。自公は10数年間連立を組んできた。野党時代も毎週1回、2幹・2国・2政をやって民主党とどう対峙するか議論してきたから、互いに理解している。国の根本問題ですから、そこはこれから議論を重ねて、一致点が見つかると思いますよ」

 税調会長として軽減税率導入に取り組んでいる斉藤さん。「逆進性軽減のために導入する、と法律に書いてあるし、その財源だって今の逆進性対策の簡素な給付は3000億円支払っている。それをあてればいい。事務の繁雑さも現在の領収書保存帳簿方式を導入、ということで事業者達も納得している。大変なのはその範囲。公明は食料品全般と新聞・書籍が対象、と提案しているが、食料品の範囲は?というのが難題。今、与党協議会で、その案は一旦脇に置いて、範囲をどうするか議論している。5月までに案を作って、6月に世の中の人に見ていただいて、7月に各団体の意見聴取、10月にとりまとめて12月の税制大綱作成に反映させる、というスケジュールかな? 法人税減税?反対。復興法人特別税を1年前倒しで廃止したことの検証が先。それに業界団体毎に減税している租税特別措置法との関係も先に整理しなくちゃ。法人税だけ下げようというのはバランスを欠く!」

 公明党は与党内のストッパー?と聞いたら、「いやいや、進めるべき事に関してはアクセルを踏みますよ。太田国交大臣だって建設業界の給料アップに熱心ですし!」とPRも。

 趣味は鉄道時刻表をみること。「乗る時間がなかなかとれないので。今、どこを走っていて、どの列車とすれ違って・・・なんて数字を見ながら空想してます! 実は時刻表検定の5級を持ってるんですよ。5級から1級・博士まであったんですが、受験者が少なくて廃止。永久に5級です!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:5月2日(金)23:00/5月3日(土)9:30/5月4日(日)0:30