今週の一筆
【画像】
【画像】

04月04日の放送

「少子化」対策ではなく「増子化」対策を!

日本維新の会 重徳和彦 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは日本維新の会衆議院議員の重徳和彦さん。当選1回ながら、厚労委委員や消費者特委理事として様々な質問をする毎日だとか。総務省出身だが、在職中からNPOを立ち上げ、土日などに、地域活動を重ねてきたとのこと。

 「子どもたちと大豆を蒔いて、秋にはそれで豆腐を手作りするんです。親父の会を作ったりもしていましたし。声なき声が主役になれる社会を作りたい、根本的に社会を変えたい、と思って政治家を志したんです」 

 「少子化」ではなく「増子化」という言葉を広めたい、という重徳さん。「少子化対策とか、中小商店街活性化対策、とかいう名前は『衰えていくところを守ろう』というふうな、さみし〜い感じじゃないですか。『子どもを増やそう!』と意志を明確にした方がいいと思いますよ! そして『少子化』担当大臣ではなく、『増子化』担当大臣に副総理クラスの人をつけて、政府一体であらゆる政策を動員する。そのくらいしないと子どもは増えません。雇用・働き方・保育所、様々な問題がからんでいますから強いリーダーシップがないと解決しません!」

 今の子どもたちを見ていると『キャリア教育』の必要性も感じるという。「社会に出て何をしたいのか、はっきり意志を持っている子が少ない。昔はいい学校をでていい会社に入る、という目的で勉強に励んだ。でも今は、勉強してもいい会社に入れるわけでもないし、入れても年功序列・終身雇用なんてなくなっているから、勉強に対するモチベーションが生まれない。海外ではどの会社に入りたいというのではなく、こういう仕事をやりたいからこの企業や組織に行く、という国が多い。だから例えば中高時代から企業に行って働き方を見たり、逆に会社に来てもらって話を聞くというキャリア教育をすれば、ああ、あの人の話は面白かったから、ボクもあそこに行って働こう、という気になる。そんなことができるようになる法制度改革について今、皆で研究しています」

 大阪都構想についても聞いた。「日本は政策以外の問題で足を引っ張ること多いなあ、と思いましたよ。ま、選挙が必要だったかどうかについてはご批判もあったかもしれませんが、内容を見て欲しい。大阪都構想、おかげで討論付きの街頭演説、という新スタイルでやって市民にずいぶん説明できました。投票率は低かったけど、9割近く取って、得票数は歴代市長より高かったですから。道州制ですか? 政府の案は道州を作れば、知事や議会が少なくなって中央のコントロールがしやすくなるという話。でもそれでは地方分権ではない。私は『中央省庁を分割する』のが道州制だと思っています。権限と財源を委譲して、例えば東海州なら東海州独自の河川法とか地方自治法を作る。小出しに変えたって改革はできないんです。ただこの道州制、一時盛り上がって、改革知事なんかもいましたが、今は皆何も言わない。だからこそ発言力の大きな橋下市長に発言を続けて欲しいんです」

 時間があったらシルクロードを歩きたいと言う重徳さん。「平山郁夫さんの絵が好きなんです。東西文化の融合の地ですし、その東の端の日本の文化・歴史の原点。何か感じるものがあるんですよね!」

【画像】

川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:4月4日(金)23:00/4月5日(土)9:30/4月6日(日)0:30