今週の一筆
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02月07日の放送

女性活用はアベノミクスの1丁目1番地

自民党 野田聖子 総務会長

対談を終えて

 今年初の政治家ゲストは自民党総務会長の野田聖子さん。1年が過ぎて、このところ総務会長としての発言がメデイアに取り上げられることが多いが、と伺ったら「国会提出法案や人事の最終決定機関が総務会。見識が問われるわけだからこの1年間は淡々とやってきた。でも、例えば特定秘密保護法案のように内容はいいのだが、『特定秘密』という言葉が一人歩きして国民にいらぬ動揺を与えてしまったように、問題点も残した。で、今年は国民の気持ちに寄り添ってチェックをして、安倍首相を支えようと思う。例えば、官邸がやれと言ってますから、と官僚が言ってくるが、大半は口実。官僚は責任とらないから、失敗すると全部総務会の責任になる。きちんと議論するという当たり前のシステムを大事にしたい。内閣府の肥大化問題もそう。私も内閣府の担当大臣を経験したので、総務会での指摘はもっとも、と思った。それで、即、党行革本部におろして議論を始めてもらった」

 久々の予算委員会での質問。取り上げたのは定数削減問題。
 「これは自民党が与党に戻った原点なのに、選挙が終わったら『野党が応じてくれないから無理』と誰も定数削減を言わなくなっている。でも、これは野党の意見はどうあれ、自民党自身が国民に約束したこと。決める政治を言うならこれこそやらないと。自民党が出している案を中心に、賛成の党だけで決めればいい」

 野田さんの初当選以来のテーマは女性問題。だから、今回アベノミクスの第三の矢の説明会見での「成長戦略の1丁目1番地は女性だ!」との発言にはビックリしたと言う。

 「本当に自民党にできるのか、と思いましたよ。女性は日陰の存在だったから。総理の目標は『2020年までにメデイアも霞ヶ関も大手町も永田町も女性管理職を3割にする』と言うたいへん高いハードル。でも私の気持ちはこれを裏付けたい! 雇用機会均等法から今年で25年、2020年にはその時の人が53歳前後になるでしょうから、続けていれば管理職になり得ますので、その方たちをそこまでサポートしていくとか、社外重役という形を当面利用して管理職を増やすとか、やり方はいろいろある。公務員に関してはかなり強引に女性を増やすということ言えますし、民間に対しては、義務とする法律が必要ならすぐに作ります、と言っています。後は政界、政治は男性、という意識を打破しなければ。クオーター制も女性に下駄をはかせるのは逆差別という批判もありますが、男性は下駄を履くことがビルトインされている。女性がハイヒールをはいてもいいんじゃないかと思います。要は男も女も普通に評価する、ということですね。ただ実現には緻密な工程表、アメとムチが必要だと思いますけど」

 最後に、今年はいわゆる安倍カラーが強く出るのでは? と聞いたら「いや、それはないと思う。消費税アップ後の景気対策、経済活動と密接な関係のある原発の再稼働、暮れの消費税10%上げ決定など、経済のファンダメンタルをきちんとしなければいけないので、経済再生まっしぐらに行くと思います」

 時間があったらなにをしたいかうかがったら、即「息子と遊びたい!」そして「本を読みたいな。恋愛小説を!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:2月7日(金)23:00/2月8日(土)9:30/2月9日(日)0:30