今週の一筆
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10月18日の放送

日本版NSC法案、特定秘密保護法案作って今は集団的自衛権問題に取りかかってます!

自民党 礒崎陽輔 参議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは、総理大臣補佐官で安全保障問題担当の礒崎陽輔さん。安倍首相が官房副長官時代に総務省から参事官として出向し、有事法制を担当。第二次安倍内閣で補佐官になり、日本版NSC法案に続いて、先日、与党内で特定秘密保護法案をまとめたばかり。

 「国際情勢の変化で外交・安保には統合運用・機動性が必要となった。で日本版NSC法案を作ったのだが、各国から情報をもらうには世界標準に合わせた特定秘密情報の保護が必要なのであわせてこの法案を作った。でも秘密にする情報が増えるわけではなくて、現在ある秘密の内、外交・防衛、スパイ、テロに関するものだけを特定して管理を厳しくしようというもの。有識者会議を作って範囲が適当かどうか決める。秘密保持も30年を基本として、それを超える場合は内閣の承認がいる、とハードルを高くした。途中で情報公開審査会や国会、裁判所から請求があれば、秘匿を条件に公開も。また、知る権利、報道・取材の自由を公明党は主張していたが、それは当然のことで書き入れることに。公明党との詰めの調整は大変だったけど、これで、来週に閣議決定をして国会に出せます」

 集団的自衛権問題のまとめ役も礒崎さん。「国際化の波で一国では平和を守りきれない。北朝鮮やイランのように弱小国でもミサイルや小型核弾頭が作れる時代。だから同盟国のアメリカ以外ともいざというときに助け合う仕組みを作っておかないと。だからどんなケースがあるのか今洗い出しているところ。それから、憲法改正をしなければおかしい、と言う議論があるが、それは法制論からいうと違う。そもそも集団的自衛権なんて憲法には書いてない。法制局の解釈でダメ、と言っているだけ。解釈で蛇口を閉めているのなら、解釈で蛇口を開ければいい。憲法を変えるか変えないかではない。ただ、憲法の議論をすると、96条改正(3分の2を2分の1にする)より、9条改正の方が理解者がおおいんですよね。ともあれ今は安保法制懇で議論の真っ最中。それで結論がでても、それを受け取ってから政府としては議論を開始する運び。だから、12月に報告書を受け取ったとしても、もう少し時間がかかるでしょう」

 時間があったらやりたいことは? と伺ったら「3歳から習っていたピアノ!」。お得意の曲は? と聞いたら「最近は弾いてないけど、グリーンスリーブスかなあ!」飲み屋さんで弾くのが趣味なんだそうだ。「それなりに皆さん喜んでくれますよ。でもピアノを置いてあるところがなかなかなくて・・・」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:10月18日(金)23:00/10月19日(土)9:30/10月20日(日)0:30