今週の一筆
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10月11日の放送

案件によって意見は違うが、野党連携しっかりやって与党に対峙する!

民主党 松原仁 国対委員長

対談を終えて

 臨時国会が10月15日から開会するが、今回のゲストは民主党国対委員長の松原仁さん。

 「早く国会を開け、と野党共同で申し入れをしたんですよ。でもやっと来週から始まる。参院選後、この3か月半、議論すべき問題は沢山あったのに、開くのが遅すぎですよ。大きな問題がこの間いくつも起きている。例えば汚染水問題。コントロール下だという安倍首相、でも東電のフェローは違うと言う。消費税増税。決めるのは総理としても、上げる環境にあるのかどうか、国会で議論して国民に説明すべき。TPP、完全な公約違反。秘密だからと答弁できない、というが、日本国ではこんな点を心配してます、というのを見せることで外交交渉を支援することになる。だからTPP特別委員会を設置しろと要求してます」と、初めからファイト満々。

 「成長戦略実行国会」だそうだが、本当にできるのか、松原さんは懸念する。
 「消費税の一体改革は社会保障をきちんとする、ということ。それが、年金改革の抜本的なプログラム法案が全くでてきていない。それで増税なんて、景気にはマイナス。2020年オリンピックだが、野田政権以来、この年はプライマリー・バランスの目標の年。増税したら各省庁は逆にその分を使うつもりで予算だって青天井。昔のままのバラマキになりかねない。だから国土強靱化法案、使い道にムダがないか、きっちりチェックしていきますよ」

 日本版NSC法案、特別秘密保護法案で与党は特別委員会設置を要求しているが、これを作るんなら「知る権利」を守るためにも、民主党で既に出している情報公開法も入れるべきと反論。また、安倍政権の主要テーマである集団的自衛権については「北澤安保会長が今、解釈改憲ではなく憲法改正で正々堂々と決めろ、という方向でまとめてます。これで民主党が分裂? それは与党の期待。今の執行部は存外、人の言うことを聞いてまとめる力がある。この前も復興支援で全国の幹事長達が福島へ一泊して議論を闘わせましたよ。これは実は民主党でははじめて! こういったことを広げて、まとまってこれからも議論を尽くしますよ」

 でも議論を尽くすためには国会改革が是非とも必要だ、と言う。
 「総理が海外に行くのは当然。大臣もそうだけど、代わりに出る副大臣が責任を持って大臣と同じ答弁ができなきゃダメ。通年国会を民主は要求してます」

 国対委員長としては、野党連携を第一と考えているそうだ。  「意見は案件によって違うけど、野党が連携している、という姿を見せることで与党としっかり議論していきたい」。

 クラシック音楽を毎日必ず聴くという松原さん。「昔は1日3時間くらい聴いていたかなあ! バッハ、モーツアルト、マーラー、ブルックナー・・・いろんなクラシック聴いているが、5〜6年前からベートーベンってやっぱりすごいなあ、と思うようになったよ。なんか、こう奮い立たせるものがあるんだよなあ!」。国対委員長になってその時間がとれるのかどうか、忙しい毎日になりそうだ。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:10月11日(金)23:00/10月12日(土)9:30/10月13日(日)0:30