今週の一筆
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09月06日の放送

太平洋諸島を巻き込んで海洋エネルギー開発を!

自民党 黄川田仁志 衆議院議員

対談を終えて

 昨年暮れに当選した衆院議員は今、何を?ということで、今回は自民党・黄川田仁志さんにご登場願った。まずは選挙区・越谷市で先日起こった竜巻被災について。

 「すぐに地元に飛んで帰りましたよ。本当にひどい状況でした。電柱はなぎ倒され、体育館の屋根は吹っ飛び、飛んできたプレハブが民家に突き刺さっている。風の力はこんなに大きいものか、と思い知らされました。でも東日本大震災の教訓が生きていて、ボランテイアの受け入れもスムーズだったし、隣り近所、消防団、プロパンガス業者、工務店のかた達が皆すぐに動いてくれてました。越谷市でも田舎の方なんでまだ地域コミュニテイがしっかりしてるんですよね。その大切さがよくわかりました」

 国会議員の役割は?と聞いたら、「役所は組織ですから、動くのは遅い。国会議員は個人でもありますから、すぐ地元に入れる。そして実情を把握して、国に対応を迫る。今回もまず、東日本大震災・宮城での被災経験のある小野寺防衛大臣の事務所に行って、いろいろやるべきことを聞きました。ですから次の日にはすぐ、幹事長や官房長官にあって、支援を要請できました。その結果、被災家屋の戸数が、市や町単位では支援法に当てはまらなかったのですが、トータルで積み上げて適用してもらえることになりました。市役所や町は最初から法律に当てはまらないから無理、と申請しないんですよね。そこを被災者が救われるように後押ししてあげるのが政治。政治家になって良かったと思いましたよ」

 元々、海洋環境問題の研究者として、国連プロジェクトの「日本海環境問題」に携わっていたのだが、日本はお金・人材・情報を出しながら外交力で負け、汚染・ゴミ問題がちっとも解決しない。では自分が、ということで松下政経塾に入り、政治家になったとか。だから所属委員会も、外交委員会を希望。この夏はアフリカのブルンジに行ってきたという。

 「アフリカ開発会議で、約束したサッカーボールと靴を届けてきたんです。ブルンジはアフリカの中央、ルワンダの隣の小さな国で、資源は未開発だけど、日本人と同じような気質−穏やかで勤勉で、清潔。貧しいけれど、やっと平和が来た、働けば未来があると、とても前向きな国なんですよね。もちろん、ここにも中国の影響が大きくて、中国と違って日本は大使館すらない。でも内紛前は青年海外協力隊もいたし、ただ単に与えて収奪するのではなく、インフラソフトの輸出や人材育成など、日本らしい外交を向こうも期待してましたね」

 日本は島国という意識が強く、海洋に目をむけてこなかった、と黄川田さんは指摘。「1996年に国連海洋基本法に参加したものの、同時に入った中国や韓国はすぐに省庁再編をして海洋開発に乗り出したが、日本はやってこなかった。これを取り戻さないと。特にエネルギー。メタンハイドレートだって、深海だから大変。30年はかかる。だからその前に、例えば昔日本が統治した太平洋諸国の浅瀬で技術協力をして、ウインウインの関係を一日も早く作るべきだと思う」

 やりたいことが沢山あるようだが、ヒマができたら?と聞いたら、やはり「潜りたい!」沖縄の海によく行くそうだが、「そこにしかいない魚!サンゴ!海そのもの!生命のバラエティを感じますよね!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:9月6日(金)23:00/9月7日(土)9:30/9月8日(日)0:30