今週の一筆
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08月09日の放送

総選挙は2年後 それを目指して野党共闘立て直しを!

民主党 大塚耕平 参議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは3期目の当選を飾ったばかりの民主党参院議員・大塚耕平さん。

 「民主党への批判を受けて厳しい選挙だった。でも、総選挙2回でまた安倍政権に戻ったということは、小選挙区制を取る限り政権交代は起こりうる、ということがわかったとも言えますよね」

 大塚さんは日銀出身の経済政策通、ということで今回はアベノミクスを中心に話を伺った。

 「確かにネーミングやタイミングがうまくて株価は一時上がったけど、また下がっている。とはいえ世界中がこのような状況。金融緩和と財政出動をどうするかの繰り返し。経済成長を続けてきた中国だってシャドーバンキングの問題で必死。不良債権がどれほどか全く見えず、中国は実態を表に出して処理できるのか、それとも隠し通すのか、全く行方が見えない。米国だって日本と同じで、金融緩和をどう納めるか見えていない。ただシェ−ルガスがある、というところは全く違うけれど・・・」

 「3本目の矢−成長戦略がうまくいくかどうかにかかっている。メニューは以前のものと同じ。要は強固な岩盤を崩せるかだが、自民党にそれができるか。例えば公共投資。悪いことではないが、でも財源・資源の最適配分ができるかどうか。特に一度建設が決まったら、止めることはできないから。ストップできなくて批判された八ッ場ダムがそのいい例」

 消費税についても聞いた。「そもそもあれは財政再建のためではなく、増大する社会保障費の為に上げる、ということ。しかし今は、消費税増税は財政再建のためと変質した。それでは財政が苦しくなったら、何度でも上げられてしまう。公共投資の見直しとか租税特別措置法の廃止とか、根本のところを削減しなければならないのに、消費税増税とつなげると、その努力をしなくなる。とはいえ、社会保障費を考えたら上げざるを得ないが・・・」

 最後に、野党の状況について聞いたら「そうなんですよ。一つの大きな政党と多数のチョボチョボの政党では選挙にならない。皆さん次の機会はW選挙と言うが、ボクはそうは思わない。2年後の統一地方選挙の後、総裁選の前に安倍さんは選挙しますよ。支持率が上がっていても下がっていても総選挙に勝って過半数とれば、すんなりまた3年やれる。この調子だと、総裁選のときどうなるかわかりませんからね。それに公明党はW選挙は絶対いやだし・・・。だから2年しか野党共闘作りの余裕ないんですよ。この1年間で、一つでも二つでも共通項目見つけて、次の政権では、これだけはやります!と言って闘わねば。1つの党になる? それは難しいでしょうけど」

 「弘法さんかわら版」という著書もある大塚さん。来週のお盆に、初めて高野山の萬燈供養会に参加するとのこと。

 「行きたくてたまらなかったんですよ。国家鎮護・国民安寧のための荘厳なお盆の送り火の行事ですからね。国の行く末が問われている今だからこそ、当時の御大師様がどんなお考えでいらしたのか。気持ちを重ねて参拝したいですね!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:8月9日(金)23:00/8月10日(土)9:30/8月11日(日)0:30