今週の一筆
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06月07日の放送

規制改革 参院選後に農業・医療に踏み込みます!

自民党 寺田稔 衆議院議員

対談を終えて

 今週のゲストは内閣府副大臣の寺田稔さん。大蔵省出身、現在金融担当なので、まずこのところの株の乱高下のことから。

 「異次元の金融改革で急激に株が急上昇。いわば寝たきりの患者さんが急に起き上がって、たちくらみが起きたようなモノ。今は調整局面で織り込み済み。円安効果もあいまって個別企業の収益がアップしてますから、これを持続していくことが必要。そのための成長戦略ですよ」

 その成長戦略第3弾で安倍首相は「国民総所得が10年後に150万円にアップ」と打ち出したが、夢物語では?と聞いたら、「40年前、池田内閣は所得倍増と言って当時2万円の給料が4万円になると言った。誰も信じなかったが、実現した。今回は状況が違うのでそう簡単ではないが、でも実現不可能ではない!」

 第三の矢・成長戦略について尋ねた。「これまで3回、発表されたが、第1弾は『女性の活躍』。女性のパワ−を活かさなきゃ! 第2弾は『世界に勝つ』農業改革が重要。農地の集積バンクを作り、第一歩を踏み出した。日本の農業を世界に売り込まなければ。民間投資もそう。世界でオンリーワン・NO1の先端技術が日本にはあるのに、これまでは大学・研究所の中のみ。IPS細胞の山中教授のようにオープンにしなきゃ。クールジャパンも同じ発想。第3弾の『民間活力の爆発』。目玉は一般医薬品のネット販売の原則解禁。難しいといわれてきたからこれは非常に大きい。国家戦略特区は国際的な巨大都市、NY、パリ、ロンドンといったところと競争をしようというもの。例えば東京を特区にして法人税を世界最低にするとか、ITインフラを整備するとかして海外から投資や人を呼び込む。発送電分離はもう少し先になるが、でもこれができれば電力料金半減する」。と丁寧に説明してくれた。

 成長戦略第3弾が期待はずれということで株価が下がったが、その裏打ちでもあり、寺田さんが担当でもある規制改革についても説明してもらった。

 「昨日、第一次の答申を出しましたけど、分科会も作ってこの1月から50回、130項目にわたって議論してきました。物事を進める上でネックとなっている規制をとっぱらって自由に活動してもらうためです。これまでと違って、いつまでにやると初めて日程を決めました。認可保育所への企業・NPO参入促進なんて女性の雇用にもつながりますよね。混合診療解禁が入っていない、といわれますけど、保険外診療の拡大ということでかなり実質的に第一歩を踏み出しました。これからですけどやります。雇用も職種を限定して正社員にする、ということで働き方も多様になり、企業も正社員にしやすくなる。農業?企業の参入、農地法の改正や農業委員会問題は参院選後に重要課題として取り上げることにしています。規制改革は成長戦略を実現するための一丁目一番地ですから全力でとりくんで、壁を取り壊したいと思ってます!」

 趣味はテニス。大学時代は地元広島でインターハイを目指してがんばっていた腕だが、今年はまだ一度もやれていないという。「短時間に動けて足が鍛えられる。動体視力がアップして運転の時役立つ。瞬発力が身につく。いろいろ良いところあるけど、テニス仲間ができる、というのが一番かな!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:6月7日(金)23:00/6月8日(土)9:30/6月9日(日)0:30